Planescape: Tormentの成功を支えたColin McComb氏が開発を率いる初期Fallout系RPG「Broken Roads」が本日遂に発売、ローンチトレーラーも

2024年4月11日 16:11 by katakori
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「Broken Roads」

オーストラリアのインディーデベロッパDrop Bear Bytesが開発を手がける初期“Fallout”系RPGとして2019年にアナウンスされ、Planescape: TormentとTorment: Tides of Numeneraを含むBlack Isle StudiosやinXile Entertainment作品で知られるベテランColin McComb氏が開発を率いることで話題となった「Broken Roads」ですが、昨晩予定通りPS4とPS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC版の販売が開始され、tinyBuildが本作の概要とゲームプレイのハイライトを紹介するローンチトレーラーを公開しました。

「Broken Roads」は、荒廃したオーストラリアが舞台となるアイソメトリックなポストアポカリプスCRPGで、クエストやキャラクターの成長に影響を与える本格的なモラルシステムをはじめ、ターンベースのタクティカル戦闘、最大6人のパーティシステム、クラスを廃した自由なキャラクター形成といった要素を特色としています。

なお、本作の開発を率いるColin McComb氏は、かつて“Fallout 2”のデザイナーを務め、傑作“Planescape: Torment”と続編“Torment: Tides of Numenera”の誕生に深く関わった中心人物の1人で、“Wasteland 2”と“Wasteland 3”のクリエイティブリードとしても活躍したCRPGジャンルのカリスマ的なベテランとして知られています。

“Broken Roads”最大の特徴とも言える本格的なモラルシステムは、キャラクターのアライメントを功利主義とニヒリズム、マキャヴェリズム、実存主義の4カテゴリに分類し、円形のチャートに配置したコンパスに基づいており、プレイヤーの意思決定と対話の選択によって、一定の主義に傾倒するだけでなく、傾倒した主義と円形チャートの範囲内に存在する特性によって選択が徐々に制限される固有のメカニクスを導入することが報じられていました。

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