オーストラリアのインディーデベロッパDrop Bear Bytesが開発を手がける初期“Fallout”系RPGとして、2019年にアナウンスされ、2020年2月にPlanescape: TormentとTorment: Tides of Numeneraを含むBlack Isle StudiosやinXile Entertainment作品で知られるベテランColin McComb氏がクリエイティブリードに就任していた期待作「Broken Roads」ですが、その後の進捗に注目が集まるなか、新たにDrop Bear Bytesが大幅に刷新されたキャラクターアートや(タイルベースの2Dアイソメトリックから)フル3Dへと移行したマップが確認できる未見のゲームプレイトレーラーを公開。さらにパブリッシャーも決定し、Versus Evilが本作の販売を担当することが明らかになりました。
また、来週開幕するgamescomにて本作の新情報が解禁される予定とのこと。
なお、今回の発表に併せて、前述したキャラクターアートの刷新とフル3Dマップへの移行に加え、戦闘システムの刷新、スキルシステムのオーバーホール、アニメーションの刷新と改善が報じられており、今後さらにUIの再デザインが計画されているほか、Disco Elysiumやグウェントの開発を支援した“Knights of Unity”の参加が判明しています。
PS4とXbox One、Nintendo Switch、PC向けの新作“Broken Roads”は、荒廃したオーストラリアが舞台となるアイソメトリックなポストアポカリプスCRPGで、クエストやキャラクターの成長に影響を与える本格的なモラルシステムをはじめ、ターンベースのタクティカル戦闘、最大6人のパーティシステム、クラスを廃した自由なキャラクター形成といった要素を特色としています。
なお、本作の開発を率いるColin McComb氏は、かつて“Fallout 2”のデザイナーを務め、傑作“Planescape: Torment”と続編“Torment: Tides of Numenera”の誕生に深く関わった中心人物の1人で、“Wasteland 2”と“Wasteland 3”のクリエイティブリードとしても活躍したCRPGジャンルのカリスマ的なベテランとして知られています。
“Broken Roads”最大の特徴とも言える本格的なモラルシステムは、キャラクターのアライメントを功利主義とニヒリズム、マキャヴェリズム、実存主義の4カテゴリに分類し、円形のチャートに配置したコンパスに基づいており、プレイヤーの意思決定と対話の選択によって、一定の主義に傾倒するだけでなく、傾倒した主義と円形チャートの範囲内に存在する特性によって選択が徐々に制限される固有のメカニクスを導入することが報じられていました。
こういったシステムは、Colin McComb氏が最も得意とする分野でもあり、初期Falloutシリーズの直接的なフォロワーとなる“Broken Roads”の仕上がりに大きな期待が掛かるところです。
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