先日、MODのコンソール対応や新Creation Kitの話題をご紹介した「Starfield」ですが、今後のさらなる改善とDLCの動向に注目が集まるなか、新たにBethesda Game Studiosが次期アップデート(1.11.33)の解説映像とパッチノートを公開。地表マップの大幅な改良や船の内装カスタマイズ、最高難易度“Extreme”、リスペックや外観変更が可能となるニューゲーム+オプション、インベントリのメニュー拡張を含む多数のQoL向上など、多数の改善を導入する次期アップデートを5月15日に配信することが明らかになりました。(PC向けのベータパッチは本日配信開始予定)
今秋のリリースを予定している第1弾DLC“Shattered Space”のアセットに加え、今後実装を予定しているビークルの走行シーンも確認できる最新映像は以下からご確認ください。
『STARFIELD』の大規模アップデートに登場する新機能と改善点
■ 『Starfield』が発売して以来最大のアップデートが5月15日に配信されます!
5月のアップデートでは、地表マップの情報が充実化するほか、新たなゲームプレイ難易度の選択肢やディスプレイ設定、宇宙船のカスタマイズの新機能など盛りだくさんな内容が追加されます!
こちらの映像では、コミュニティディレクターのJessica FinsterがBethesda Game StudiosのJoe Mueller、Istvan Pely、Tim Lambの3人を迎え、アップデートの内容や『Starfield』の今後ついてインタビューを行っています。
■ 地表マップの改良
Bethesda Game Studiosの開発チームにとってコミュニティの皆さんからのフィードバックは大きなインスピレーションの源となっています。これまで寄せられたフィードバックのなかで非常に多かったもののひとつが、地表マップに表示される情報をもっと充実させてほしいというものでした。今回のアップデートでは、その要望に応えています。改良された地表マップでは、従来の点による表現が地形表示に置き換わり、マップ上に重要地点が直接表示されるようになりました。これによって自分の現在地や周囲の環境がこれまでよりもわかりやすくなります。
さらに、主要な都市にベンダーの位置を示すマーカーが追加されて見やすくなったほか、そのマーカーをファストトラベルの行き先としても選択できるため、スキャナーや地表マップから簡単に目的のベンダーへと移動できるようになりました。
■ 新たなゲームプレイオプション
本アップデートでは、ゲームプレイオプションにも新たな項目が追加されており、ベンダーの所持クレジットや自キャラクターの最大所持重量を増やしたり、プレイヤーの所持品メニューからいつでも船の貨物へアクセスしたりできるようになりました。また、食料の効果や有害環境の影響といったサバイバル要素も変更できるようになっています。もちろん、戦闘に関わる設定項目も追加されています。たとえば、宇宙戦の難易度を上げたり、銃撃戦の難易度を下げたりといった変更が可能になりました。さらに手応えのある冒険を求めているプレイヤーには、「ベリーハード」の上となる難易度「エクストリーム」が新たに登場しました。こうした設定項目はプレイヤーの好みに合わせて細かくチューニングできます。項目の設定によっては、XPボーナスを得ることもできるようになっています。
■ 船内部の新たなカスタマイズツール
『Starfield』では、宇宙船は家そのものです。今回のアップデートではこのコンセプトをさらに推し進めるため、船内のカスタマイズが大きく拡張されました。現在は拠点の装飾に近い形になっています。また、一から自分のインテリアを作ることができる完全に空のハブモジュールも追加されました。これにより、宇宙船のレイアウトの自由度が上がったほか、通路として使えるスペースも増えています。
■ XBOX SERIES Xのディスプレイ設定
これまでXbox版のプレイヤーから、PC版のようにグラフィックの質やパフォーマンスをもっと自分好みに設定したいという声を多くいただいていました。そこで今回、各プレイヤーのプレイスタイルや使用ディスプレイに最適な環境にできるよう、Xbox Series X向けにいくつかの設定を追加しました。
この設定項目を使用するにあたっては、可変リフレッシュレート(VRR)対応かつ120hz対応のディスプレイを使用していること、Xbox本体が適切に設定されていることを確認してください。前述の設定が完了している場合、『Starfield』はデフォルトでフレームレート目標値を40に設定し、ビジュアルを最大限優先します。
フレームレート目標値: VRR対応ディスプレイでは、フレームレート目標を 30、40、60、上限なし から選べるようになりました。120hz対応のVRR対応ディスプレイを使用していない場合は、30または60のどちらかを選べます。目標値60を選択した状態でVRR非対応のディスプレイを使用した場合、ティアリングが発生することがあります。
優先: フレームレート目標を維持しながら ビジュアルとパフォーマンス のどちらを優先するかを設定できるようになりました。フレームレート目標値を60以上にしている場合は、パフォーマンス優先にすることを推奨します。ビジュアルを優先する場合、特殊効果、照明、群衆のディテールを最大限に維持しながら、最高解像度を維持します。パフォーマンスを優先する場合、特殊効果、照明、群集の内部解像度とディテール再現度を低下させます。どちらのモードを選んでも、シーンの動きやアクションが激しくなると内部解像度は動的に調整されます。(モードを切り替えると、短い時間照明に変化が見られますが、これはシステムが新しいモードに適応する際に起きる挙動です)
■ ニューゲームプラスの特性振り直し
Bethesda Game Studiosはどのタイトルでもリプレイ性を大切にしていますが、『Starfield』ではニューゲームプラスによって宇宙がさらに大きく広がります。今回のアップデートでは、〈ユニティ〉に入った後、キャラクターの外見と特性を変えられるようになりました。これにより、次の宇宙で生きる人生をさらに自由に選べるようになります。
■ 快適性の改善
本アップデートには、大きな新要素に加えて快適性の改善が多数盛り込まれています。会話カメラの無効化がその一例です。これにより、会話シーンを好きな視点から見られるようになります。また、コンテナや取引のメニューにタブを追加しましたので、素早くメニューを切り替えても、どこを見ているのか迷いにくくなりました。
■ 『STARFIELD』の今後
本アップデートの配信後も開発は続きます。近い将来に登場するものだけでも、惑星の探索を快適にする陸上用車両、『Starfield』の公式MODサポート、大規模拡張コンテンツ「Shattered Space」などがあります。近いうちに続報をお届けしますので、どうぞお楽しみに!
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