昨年10月に“ディスコ エリジウム”の精神的後継を掲げる3つのスタジオと新作が突如として浮上した一方で、一部ではスタジオの存続そのものが危ぶまれていた「ZA/UM」ですが、先ほどなんと“ZA/UM”が次回作「C4」を発表し、スパイスリラーとサイケデリックなSci-Fiを融合させたストーリーをダイスロールでプレイする“ディスコ エリジウム”系CRPGの開発を進めていることが明らかになりました。
「C4」は、世界的な権力者に仕えるスパイとなり、真実と影響力をめぐる悪質な争いに巻き込まれる物語を描くことが報じられている一方で、物理世界よりも脆弱かつ強力で、消去・変更・再構成が可能な“精神”に焦点を当て、プロットの軸となるスパイ活動に内省的で奥深いキャラクター主導の対話やダイスロールによって左右されるハイリスクなエンカウントを織り交ぜる作品になるとのこと。
また、“ディスコ エリジウム”のライターを務めたSiim Sinamäe氏(DEにライターとしてクレジット表記あり、イディオット・ドゥーム・スパイラルを担当した人物とのこと)が“C4”のリードライターを、同じく“ディスコ エリジウム”のボイスオーバーディレクターJim Ashilevi氏が共同ライターを務めることが報じられており、次回作となる“C4”が“ディスコ エリジウム”の続編ではないことを明言しています。
今のところ、“C4”の詳細は不明ですが、Jim Ashilevi氏は、本作がテーマに掲げるスパイについて、英雄コンプレックスやボンドガール、秘密道具を備えた所謂“007”的なものではなく、ゲイリー・オールドマン主演のドラマ“窓際のスパイ”(Slow Horses)に近いと説明しており、ヒーローが不在の、失敗の悪臭だけが漂うような作品になると発言しているほか、(ディスコ エリジウムに続いて)失敗こそが喜びと魅力になるようなRPGを目指している旨を伝えています。
なお、本作のさらなる詳細は、今月17日からサンフランシスコで開催される“GDC”にて解禁される予定となっており、来る続報に大きな注目が集まる状況となっています。
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