昨日はElectronic ArtsとTHQの第2四半期会計報告をお知らせいたしましたが、昨晩Activision Blizzardも第3四半期の会計報告を発表、Call of DutyやWorld of Warcraft、StarCraftといった有力フランチャイズの好調により前年からの大きな成長を果たす結果となっています。
Activision Blizzardの今四半期売上高は7億4500万ドルに達し、利益は前年Q3の1500万ドルから大きく成長し5100万ドルに達しています。なお、前年Q3の売上げは7億300万ドルでした。
売上の内訳はプロダクト販売が3億9700万ドル、加入やライセンスと雑収入の合計が3億4800万ドルに達しており、デジタル販売の売上げが前年から15%の成長を果たしています。
Activision BlizzardのCEOを務めるBobby Kotick氏は今回の良好な会計状況について、予想以上の結果だと評価、Call of Dutyフランチャイズに加え、World of Warcraftと初月に300万セールスを達成したStarCraft II: Wings of Libertyの強い成功を挙げています。
さらにKotick氏は最も重要な事はActivision Blizzardが世界中でベストのゲームの幾つかを提供し続けている事だと述べ、ローンチまであと数日と迫ったCall of Duty: Black Opsに続き、World of Warcraftの新拡張パックCataclysmのリリースにより、今年最も大きなエンターテインメントローンチを果たすと明言、今年のセールスが同社のこれまでの歴史の中で最も有益な物になるだろうと強い自信を明らかにしました。
またActivision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏はPS3とXbox 360のソフトウェアセールスが39%の成長となった事を明らかにしており、Spider-Man: Shattered DimensionsとWarriors of RockがQ3の販売を支えたと評価しています。さらにHirshberg氏は今後のフランチャイズ拡大についても言及し、アジアに向けたフランチャイズの強化を明言、近くこれに関する計画の説明が行われる事を示唆しています。
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