9月18日の海外ローンチ(※ 国内版は10月25日発売)が迫る人気シリーズ続編「Borderlands 2」の敵勢力やAIの改善についてGearboxのリードAIプログラマーJasper Foreman氏が語るインタビューが昨晩Joystiqに掲載され、新たな敵達のアートワークや具体的な行動などに関する情報が明らかになりました。
大きく分類して15から20種程度の敵が登場すると語ったJasper Foreman氏は、それぞれの敵タイプが多数のバリエーションを有しており、その総数は200から300種類にも及ぶ規模になっていると説明しています。なお、Foreman氏は以前にスクリプトにより敵の総数をカウントしようと試みたそうですが、各敵を構成する記述子があまりにも複雑だったことから総数を把握するに至らなかったとのこと。
今回のインタビューではお馴染みのSkagやBanditの組み合わせを始め、ThresherやGoliath、ハイペリオン社関連のロボット達など、Borderlands 2に登場する敵について、以下の様な具体的な言及が行われています。
- Badass Skag達をSkagが再登場を果たす。前作に引き続き、火や電撃などを含む属性攻撃を行うが、新たにBadassが周辺の仲間にBuff(※ 体力/スピード増加の他、電撃攻撃など特別な攻撃も付与)を与えるよう強化された。
- 新たにMarauderが登場するBandit達は、互いの存在と置かれている環境に対して、より知的に影響しあうように改善された。彼らはプレイヤー達を包囲する為に、周辺を飛び回り、屋上にジャンプするといった多層のAIデザインを持つ。彼らは身をかわし、潜み、ダイブするといった多用な行動を見せる。
- Goliath:プレイヤーの殺害に対し異常に執着する文字通り巨大な新種の敵。特徴的なヘルメットを被った彼らは視野が狭く、ヘルメットを撃ち抜いた場合には盲目で怒った状態(Blind Rage)となり、プレイヤーやGoliath、Marauderなどとりあえず近くにいる者に対してパンチを喰らわす。
- Thresher:地面に潜る動物タイプの敵で、離れた周辺の場所を地下から攻撃可能な触手を有している。亜種の1つ“Wormhole Thresher”はプレイヤーをスパイクの罠に引き寄せ閉じ込める能力を持つ。また、“Tadpole Threshers”は空中高く伸ばした触手の先から地面を射撃する能力を持つ。
- ハイペリオン社のボスである“Handsome Jack”配下のロボット達は多くが変型機構を特徴としている。
- ハイペリオン社の“Loader”はタンク形態への変形を行う戦闘用ロボットで、“WAR Loader”や“BUL Loader”といったバリエーションを持つ。
- Surveyor:エビに似たハイペリオン社の修理用ユニットで、戦場で他クラスの修理を行う。例:Loaderの足を破壊した場合、最初はターミネーターの様にプレイヤーの後を追うが、その後アラートが頭部に現れると、Surveyorがやってきて修理を開始する。
- Constructor:HAL 9000に似た目を持つ巨大なロボットで、登場は他のロボット達よりも少ない。Constructorは初代Borderlandsに登場したDigistructシステム(車両が登場する際など、デジタルデータがいきなり物質化するあれ)を拡張する存在で、ミサイル、レーザー、核兵器で武装している。
- GearboxはBorderlands 2の開発用に、デザイナー向けのAIレゴ的な内部ツールを用意した。様々な機能を持つ個別のAIブロックは互いが通信可能であることから、MidgetとGoliathが近くに存在した場合に、MidgetがGoliathの肩を利用してジャンプし攻撃するといったインタラクションを可能にしている。
前作から大きな進化と改善を果たすBorderlands 2のリリースは北米が9月18日、イギリスが9月21日、国内が10月25日で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
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