昨晩、PAX Primeの開幕に併せて正式アナウンスが行われ、誘拐された“3rd Street Saints”のリーダーを救うために天使の羽をまとったジョニー・ギャットが地獄の都市ハデスを蹂躙する作品となることが判明した“Saints Row IV”のスタンドアロン拡張タイトル「Saints Row: Gat Out of Hell」ですが、新たに本作が“眠れる森の美女”や“アラジン”、“メリダとおそろしの森”といったディズニー映画のプリンセスストーリーに強い影響を受け、あまつさえミュージカル要素まで導入していることが明らかになりました。
今回は、Volition版ディズニーストーリーとも言える新作のカオス過ぎるディテールに加え、ジョニー・ギャットとキンジーのツープラトンや“椅子”プレイが確認できるフッテージを収録したパネルディスカッションの直撮り映像をまとめてご紹介します。
- “Gat Out of Hell”におけるディズニー作品の影響は、Game Informerが公開したクリエイティブディレクターSteve Jaros氏のインタビューから判明したもので、氏はこれまでの“Saints Row IV”が直接的かつシニカルなパロディを特色としたことを前置きした上で、今回のディズニープリンセス成分やミュージカル要素がパロディではないと強調。むしろVolition版ディズニーストーリーとも言えるオマージュを捧げた作品であることをアピールしている。
- リーダーの誘拐は、史上最大/最多のカオスを人類にもたらした張本人こそ娘の婿に相応しいと考えたサタンが実行したものだが、当のイゼベルは結婚を望んでおらず、父親との関係にある種の軋轢が生じている。
- 父と娘が望まぬ結婚を理由に言い争う最中、突如2人の会話がミュージカルにシフト。ストーリープロットの展開そのものがミュージカルの楽曲と歌詞によってダイナミックに進行する。
- サタンの娘イゼベルのデザインは、ディズニープリンセスにインスパイアされている。
- 多くのおとぎ話が忠実な動物のサイドキックを特色とするが、本作に人語を解し喋る動物は登場しない。代わりに喋る銃が登場する。
- サタンとイゼベルだけではなく、ジョニー・ギャットやキンジーにもミュージカルシーンが用意されている。
- 本作に登場するミュージカルシーンは全て異なるディズニー映画にインスパイアされたもので、リトル・マーメイドの“Part of your World”や、アラジンとジャスミンの出会い(※ イゼベルが逃げるシーンに影響を与えたとのこと、示唆的すぎ)、結婚を望まないメリダを描いた“メリダと恐ろしの森”のシーンが具体的な例として挙げられている。
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