先日、公式Blogとsubredditが開設され、開発映像シリーズ“Behind the Wall”の予告映像が公開された期待のシリーズ最新作「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」ですが、新たに公式Blogが更新され、Lockdown以前の原点に立ち帰る本作のリスポーンに関する見解や、ダウン後もチームプレイに貢献できる新要素Supportモードの導入を含む幾つかの具体的なディテールが明らかになりました。
- 98年に発売された初代“Rainbow Six”において、巧妙な計画とその慎重な実行がたった1つのミスで全てが終わってしまうような所謂R6的経験を挙げたUbisoft Montrealは、銃弾1発でキャラクターが死亡するオリジナルの高い致死性とテンションを来る新作に復活させたかったと説明。最終的にこれを成就する最も優れた手法がリスポーン廃止へと回帰することだったと説明している。
- “Rainbow Six Siege”のプレイヤーが有するライフは、ラウンドあたり1つに制限されており、ラウンド中にダウンした場合は、次のラウンドまで復帰できない。この“One Life”は本作において重要な3つの主要な柱“チームワーク”と“戦略”、“緊張感”を担うコア要素として機能している。
- SOCOMシリーズの開発に携わった経験を持つ本作のゲームデザイナーChris Lee氏によると、初期ビルドを利用したUbisoft Montrealの内部トーナメントがリスポーンを実装した状態で運用され、当初は所謂ラン&ガンスタイルを得意とする開発者が優れたk/d比でラウンドを支配していたものの、一旦リスポーンを廃止すると、上位の開発者が苦戦に見舞われる一方で、状況を注意深く窺う遅いプレイでk/d比に優れなかったプレイヤーがスコアボードの上位に入る状況が発生したと説明。さらに、リスポーンの廃止に伴い、プレイヤー達が勝利を求めk/d比について考えることを止めたといった変化が挙げられている。
- “One Life”がこういった慎重な行動にアドバンテージを与えると語ったChris Lee氏は、これがTom Clancyフランチャイズの肝心なポイントだと述べ、“Rainbow Six Siege”が回帰を望む原点だと説明している。
- 一方で、Chris Lee氏はR6的な“One Life”要素が過去10年のゲーミング文化から姿を消したことには理由があると述べ、リスポーンを廃した従来のFPSにおいては、1度プレイヤーが死亡した場合に取れる行動がほぼなく、プレイヤーとしてやる事がない状態でマッチ外に置かれてしまうことは理想的な経験とは言えないと分析している。
- 来る“Rainbow Six Siege”の“One Life”が他と異なるコンセプトとなる理由に触れた氏は、本作のラウンド中にダウンしたプレイヤーが、戦力外となった後もゲームの展開に対して積極的に深く関わることが出来ると説明。ダウン後に射撃能力を失った後もドローンやセキュリティカメラといった可視化ツールの使用、ヘリコプターから得られる調査データの提供など、情報源としてチームに貢献できる新要素“Support”モードが導入されるとのこと。
- さらにChris Lee氏は、本作のラウンドが非常に短いことを挙げ、例えラウンド開始直後に死亡したとしても、次のラウンドまで3分以上待つことは少ないだろうと説明。ダウンしたプレイヤーが退屈しないことを重ねて強調している。
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