今年9月に“The Witcher 3: Wild Hunt”のピークを超える規模の開発を進めていると報じられたCD Projekt Redの新作RPG「Cyberpunk 2077」ですが、期待作の進捗とお披露目時期に注目が集まるなか、新たにCD Projekt Redが文化と言語を専門とするコンサルタントと、バックエンドとオンライン機能に携わるWeb開発者(Java)の募集を開始し話題となっています。
公式キャリアページの募集要項によると、文化/言語コンサルタントは人種のるつぼであるアメリカの文化、中でもカリフォルニアの史料や知識に精通した人物を求めており、ゲーム世界とナラティブの全てにおける文化や言語的な編集とデザイン、関連するダイアログのライティングや実装等に携わるとのこと。
なお、文化/言語コンサルタントの要項には“Cyberpunk 2077”の募集である旨は記載されていませんが、Cyberpunkの設定と知識が求められているほか、新作の舞台となるナイトシティはカリフォルニアに存在する架空の都市(※ Cyberpunk世界においては分割された北カリフォルニア自由州に属し、サンフランシスコからおよそ200kmほど南に位置する)であり、“Cyberpunk 2077”向けの募集である可能性は非常に高いと言えます。
余談ながら、“Cyberpunk 2077”はNPCが会話に複数の言語を用いる予定だと報じられており、ゲーム内で出会うNPCがメキシコ人である場合、彼がメキシコのスラングを用いるだけでなく、ダイアログの録音も全て実際にメキシコ人俳優を起用するといった取り組みに加え、レベルによって精度が変化するインプラント可能な翻訳チップをメカニクスとして導入するなど、ビデオゲームにおけるビリーバビリティの問題を大きく改善させたいと語るリードライターSebastian Stepien氏のアイデアが報じられていました。
一方、“Cyberpunk 2077”を明記したJavaのWeb開発者については、“GWENT: The Witcher Card Game”と“Cyberpunk 2077”向けに新設されたCDPRのJavaチーム向けの募集で、2つの新作を駆動するバックエンドとオンライン機能の開発を進めているとのこと。
また、“Cyberpunk 2077”向けの取り組みとして、インスタンスの分析やクラウドストレージ/コンピューティング、ランキングシステム等のオンライン機能が上げられており、予てから噂されるマルチプレイヤーの導入を示唆する興味深い符丁の1つだと言えそうです。
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