初代FalloutやFallout 2を含む数々の傑作RPGを手掛けた黄金コンビTim Cain氏とLeonard Boyarsky氏が開発を率いるObsidianの期待作「The Outer Worlds」ですが、週末にPAX East会場で前述の2人を含む主要な開発者達が登壇する本作のパネルが実施され、20分に渡って本作のゲームプレイを収録した本格的なデモ映像が登場しました。
今回のデモは、主要な舞台となる惑星の1つ“Terra 2”の富裕層達が暮らす大都市“Byzantium”を舞台に、プロパガンダ映画(※ 別の植民地惑星“Monarch”を糾弾するもの)を製作しているスタジオでオーディションを受けるクエストに加え、Byzantiumの街中で繰り広げられるガードや市民との戦闘を20分に渡って収録した内容となっています。
2人のコンパニオンを連れて進行するクエストや戦闘、幾つかのメニュー、長短併せ持つ(Fallout: New Vegasの“Perk”に似た)“Flaws”システムに含まれる恐怖症の発症、バグから誕生した科学兵器の1つ“Mandibular Rearranger”の愉快な挙動、コンパニオンのドロップキックなど、多数のディテールが確認できるプレイ映像と幾つかの新情報は以下からご確認ください。
■ PAX Eastパネルから判明した幾つかの新情報
- 今回の映像は、複数の企業が支配する“Terra 2”の富裕層達が暮らす大都市“Byzantium”の探索とゲームプレイを撮影したもので、前半にはプロパガンダ映画を製作するスタジオ“Odeon Pictures”で俳優のオーディションを受けるクエストが収録されている。また、今回のプレイでは撮影に乗じて俳優やエキストラ、監督まで惨殺する様子に加え、バレットタイム的なスローモーション能力の発動が確認できる。
- 映像の後半には無害な市民に対する一方的な攻撃も確認できる。
- 2人のコンパニオンNyokaとFelixが登場。移動中やクエストの会話にも参加してくる。コンパニオンは武器2種とアーマー2種を装備できる。(映像には、顔が描かれた月の大きなマスクを着用する様子が確認できる)
- 以前に紹介した科学兵器の1つとして、棒状の近接武器“Mandibular Rearranger”が登場。これはNPCの頭部が巨大化する開発ビルドのバグが元となって生まれた武器で、殴打した対象の頭部の大きさが変化する。(※ 以前には敵の大きさを縮小する銃“Shrink Ray”が登場していた。なお、科学兵器はそれぞれ世界に1点のみ存在するプロトタイプ武器で、サイドクエストを通じて、5種類の科学兵器が入手可能)
- プレイヤーには3つのカテゴリに分類される計6種の(馴染み深い)アトリビュートが存在する。また、各アトリビュートには幾つかの関連スキルが用意されている。
- Body:StrengthとDexterity
- Mind:IntelligenceとPerception
- Personality:CharmとTemperament
- この内、具体的なディテールが確認できた“Strength”は、近接ダメージと持ち運び可能な重量を増加させる。関連スキルは1-Handed Meleeと2-Handed Melee、Heavy Weapons、Block、Inspiration、Intimidateの6種。
- PC版のMOD対応については、チームにとってUnreal Engine 4を用いた初めての開発となるため、リリース時の主要な目標には含まれていない。
- 開発チームはできるだけ多くのコンテンツを実装することに挑戦しており、グラフィック面の強化については工数的な問題から注力していない。
- マップには幾つかのアイコンが用意されており、ファストトラベルや目標地点、調査すべき箇所、発見済み/未発表のメンション、ベンダー、ワークベンチの存在が確認できる。
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