以前お知らせしたウォーレン・スペクター氏のEpic Mickeyに関するロングインタビュー記事でも、Junction Point Studiosがディズニーに買収される迄の間に「Deus Ex」的なエピックなタイトルを開発をしていたことに触れられていましたが、今回新たにVarietyがスペクター氏へ行ったインタビューにおいて、同氏がEidosからDeus Exの権利を購入するべく交渉を続けていたものの結果が実らなかった事が明らかになりました。そこでJunction Point StudiosではDeus Exの精神的な後継タイトルに当たるようなエピックなタイトルを開発していたとの事。
ウォーレン・スペクター氏は「まだ私にとってDeus Exのストーリーは終わっていない」と発言し、Deus Exの世界が非常に魅力的で、まだその話を進めたいと発言しています。
Deus Exはブレードランナーの様なテイストのサイバーパンクSFなFPSゲームでRPG要素もあり、類を見ない自由度の高さもあり、キャラクターも魅力的でストーリーも秀逸という、一つの完成されたゲームとして今も非常に高い評価を得ているタイトルです。残念ながら続編のDeus Ex: Invisible Warでは同氏はプロデュースにまわり、直接の開発にはあまり口を挟まなかった様で、なかなかの良作ではあった物のあまりに偉大だった前作を越える事はありませんでした。ウォーレン・スペクター氏はDeus Exについて3本分のストーリーを用意しているようでこれになんとか日の目を見せたいと考えているようです。さらに同氏はDeus Ex以外にも奥さんと二人でDC comic用に大きな世界観やキャラクターの制作も行っていた様です。
生きている内に氏によるDeus Exの後継が見られる事は果たしてあるのか、そんな素敵な事が現実になればと心から思います。ダックテールやDeus Exも片付けたなら、いつかジョン・ウーと組んだ現代忍者アクションのNinja Goldの事も思い出して上げて欲しいな……と少しだけ頭をよぎりました。
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