Ubisoftは昨日、2010年3月31日で終了する今期の会計年度の売り上げ目標を下方修正した財務予測を発表しました。以前に発表した第3四半期5億4000万ユーロ通年で10億4000万ユーロとしていた目標を第3四半期を4億9500万ユーロ、通年で8億6000万ユーロと20%程度の下方修正を加えています。
予想セールスを下回ったとされる内訳はDSマーケットの減少とトリプルAタイトルであるキャメロン監督の「Avatar: The Game」、さらには”いくつかのカジュアルではないWiiタイトル”が挙げられており、今回の予測を元に「Splinter Cell: Conviction」と「R.U.S.E」のリリースが来期へと延期される事になりました。
期待作である「Splinter Cell: Conviction」の正確なリリース日はまだ明らかにされていませんが、4月リリースの予定ではあるようです。UbisoftのボスYves Guillemot氏はAssassin’s Creed 2等、成功したタイトルがいくつかあったにも関わらず目標に達することが出来なかったと発言しています。特にDS市場の縮小はUbisoftを大きく襲ったようで、前年比50%程度にしか達しなかった模様です。
またDS市場の縮小に反して大作志向のハイクオリティなタイトルのセールスが好調で、来期は改めてXbox 360とPS3のフランチャイズを強化していく事を明らかにし、2010~11年度のラインアップの初期情報として、Splinter Cell: Conviction、Ghost Reconの新作、Prince of Persia: The Forgotten Sands、Driver、Raving Rabbids 4、Assassin’s Creedの新エピソードなどを発表しています。
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