先日開催されたGDCにて発表されたUnreal Engine 3のDirectX 11サポートですが、昨日早速DirectX 11サポートを実現したEpicが無料で提供している統合開発環境「UDK」(Unreal Development Kit)の3月版べータクライアントがリリースされ、その機能の概要が明らかになりました。
今回のアップデートにおいて利用可能になるDirectX機能は以下の様になっています。
- テッセレーションとディスプレースメント
- ジオメトリシェーダー
- マルチサンプリング化されたテクスチャ
- HLSL用のシェーダーモデル5
■ ハイエンドなレンダリング機能
- イメージベースド リフレクション
- キャラクターのリアルな肌表現を可能にする、半透明マテリアルの分散光をシミュレートするサブサーフェス スキャッタリング(SSS)
- アンチエイリアス化されたマスクによってマスク処理されるマテリアル、髪の表現がより現実的に
- MSAAをサポートしたディファードレンダリング
- フィルム品質のDoFを実現し、コントローラブルなBokeh depth of field
- 環境内の複数のライトから生成される高品質なダイナミックシャドウ
さらに、特徴的な以下の様な新機能が搭載されています。
レンダリング周りではDoFやBloomといった視界のサイズを備えるエフェクトにビューサイズを追加(”Post Process Effect”メニューから”Scale Effects with View Size”)、さらにフルイドサーフェス等、いくつかのマテリアルに追加されています。
- タブレットをサポート
- ペイント中にウェイトマップやミップマップを自動でアップデート
- ノイズツールでPerlin Noiseを利用可能
- 熱や水力による大地の浸食をサポート
Unreal Editorがツール内でのDirectX 11レンダリングをサポートしています。Viewメニュー> Preferences> Enable DirectX 11 Renderingで利用可能。
また、DoFのフォーカス距離を確かめる機能や、FBXファイルからのモーフターゲット読み込みのパフォーマンス改善、FBXインポーターのライトマップUVサポートなどの新機能も登場しています。
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