Eidos Montrealの開発により蘇るDeus Exシリーズの最新作「Deus Ex: Human Revolution」、同シリーズは人体改造によるキャラクターの豊富な強化がゲームプレイの重要な要素となっており、強化箇所やパーツの選択によってバリエーション豊かなゲーム性が実現されている事で知られています。
最新作となる今作は、初代Deus Ex以前を舞台にナノマシンによる人体改造がまだ登場していない機械的なオーグメンテーション技術が主流となる時代が描かれており、物語にはオーグメント技術を独占するサリフ・インダストリー社と呼ばれる企業が登場、主人公であるAdam Jensenもこの企業の一員であることがこれまでに明らかにされています。
本日、そんなサリフ・インダストリー社のオーグメント技術をアピールするCM映像が登場、同社の公式サイトにて紹介されている各種人体改造プロダクトが日常生活にもたらす幸福なイメージを印象的に描いた見るからに邪悪な仕上がりになっています。
また、前述の公式サイトもCM映像の登場と共に更新されており、1960年代にMITで開発されたコンピューター制御のロボットアームから、2020年代(※ こちらはフィクション)に登場する兵士向けの機械的な四肢の登場など、オーグメンテーションに関する歴史などが紹介されており、今後のバイラル展開や続報の登場に期待が高まるところです。
戦闘システムや非線形のゲームプレイにとかく注目が集まりがちなDeus Ex: Human Revolutionですが、シリーズの魅力の大きな要素にはある種異常なまでに突き詰められた世界設定の深さと共に、緻密に積み上げたそれら設定を全て一度に壊してしまうようなダイナミックな驚きに満ちた物語が挙げられます。ウォーレン・スペクター氏のお墨付きも得た今作がその辺りも十分なDeux Exクオリティを保っているか、今後の動きに期待!です。
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