本日、NPD調査による北米ビデオゲーム産業の6月セールス概要と、2011年第1四半期におけるセールス動向の総括が発表され、4半期のセールスは前年よりも若干の伸びを記録したものの、6月は幾分かの落ち込みを見せていることが明らかになりました。
発表によると2011年Q1のセールス規模は昨年のQ1に比べ、1.5%の僅かな成長を見せ59億ドル規模に到達したとのこと。そのうち新品ソフトのパッケージ販売は20億3000万ドル、中古販売やレンタル、加入、ダウンロードコンテンツ、モバイルゲームなどを含むセールスは18億5000万ドルと新品パッケージの販売に迫る勢いを見せています。
NPDのAnita Frazier氏は新品のパッケージ販売による小売の販路は、まだビデオゲーム産業における多くのセールスを生み出しているが、モバイルアプリケーションとダウンロードコンテンツを含むゲームが著しい成長を実現していることを明記しており、そう遠くない時期に逆転も有り得ると感じさせる興味深い内容となっています。
さらにWedbushのアナリストとしてお馴染みのMichael Pachter氏が6月のNPD調査結果の概要を発表、相変わらず北米におけるXbox 360の強さが目を引くものの前年比で21%ものダウンとなったハードウェアセールスの概要を以下の様に明らかにしました。
- Wii:325,000台
- DS:290,000台
- 3DS:165,000台
- PS3:240,000台
- Xbox 360:355,000台
なお、ソフトウェアセールスもハードウェアと共に落ち込みを見せているものの、6%減に留まっており、市場全体のセールスは5億ドル規模とのこと。
まだ上位のランキングなどは明らかにされていませんが、パクター氏によると3DSのゼルダの伝説 時のオカリナ 3D、15年振りの凱旋を果たしたDuke Nukem Forever、PS3専用タイトルのinFamous 2、Rockstar Gamesの注目裂くL.A. Noireの販売が市場を牽引したとの見解が記されています。
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