先日アメリカの3大ネットワークの1つABCが2011年下半期の雑誌発行部数を集計したFAS-FAXレポートを発表し、毎月新作タイトル発表の場としてすっかりお馴染みのGame Informer誌が著しい成長を遂げ、一気に4位まで浮上したことが明らかになりました。
もはや紙メディアは終わったとの言がしばしば話題となる昨今ですが、Game Informer誌は軒並み一桁やコンマ成長/減少を見せる有力雑誌群が並ぶ中、昨年同半期から48.13%という脅威的な成長率を遂げ(※ そもそも上位25雑誌のうち5%を超える成長を遂げている雑誌がGI誌以外に存在しない)、リーダーズ・ダイジェストやナショナル ジオグラフィックといった著名な有力誌を下しランク入りを果たしています。
なお、2011年下半期の発行部数は751万4460部となっていますが、以前に当サイトでご紹介した2010年上半期の発行部数が436万4170部で、2009年上半期が350万7598部であったことを考えると、全く勢いを落とすことなく2桁の成長を維持していることが判ります。
とかく刺激的で華やかな目に眩しい見出しが踊り狂う(ことで訴求しなければならない)ゲーム情報誌が幅を効かせる中、ストイックなデザインで潮流から距離を置いた独自路線を進むGame Informer誌の著しい成長の正体は一体何なのか、ビデオゲーム業界の枠を飛び出し北米の雑誌メディア全体においても特異点となる同誌の今後がますます興味深いところです。
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