昨日イベントの開催を迎えたEurogamer Expoにて、Bohemia InteraciveのDean Hall氏がスタンドアロン版「Day Z」に関する開発者セッションに登壇し、リリース時期やMOD版からの変更点/新要素の発表に加え、動向が心配される拘留中のBohemiaスタッフに関する言及や、“Day Z”に似たゲーム性で注目を集めるHammerpointのゾンビMMO新作“The War Z”に対する見解など、興味深い多くの情報が明らかになっています。
■ スタンドアロン版「Day Z」に関する新情報
- MOD版“Day Z”はリリースから6ヶ月で130万のユニークプレイヤーを獲得し、ピーク時には82,000の同時接続を記録するまでに成長した。
- DRMフリーによる著作権侵害は問題となっていないが、現状ではハッキングとエクスプロイト利用が非常に大きな問題となっている。
- Hall氏はスタンドアロン版でより多くのハッキングに対する修正を予定している。ハッカーに対する対応は最優先事項の1つ。
- パフォーマンスの最適化とバグfixがもう1つの最優先事項。
- スタンドアロン版のアルファビルドリリースは12月を想定している。1月~2月には多くの追加改善を予定。
- スタンドアロン版の開発にあたり、MojangのNotchやValve、CCPがDay Zチームに価値のあるフィードバックとインプットを与えた。
- スタンドアロン版は、より“生存者と自然の対立”を強調するためPvEサーバの計画はない。
- 新たなゾンビが登場する。
- ゾンビはデザインとアニメーションが改善/変更される。
- プレイヤーキャラクターに、より複雑なダメージモデルが実装され、骨折が表現される。(※ 骨折用の添え木を作る要素も導入される)
- 銃器にジャムが発生するよう変更された。
- インベントリシステムが刷新される。
- 糞便や吐瀉物を介した疾病の実装が予定されている。
- ビークルは今後より長期的な実装を伴うエンドゲーム要素だと言及された。
■ その他開発者セッションで言及された情報
- セッションの最後に行われた質疑応答にて、Dean Hall氏がギリシャで拘留中のスタッフ2人について言及。Bohemiaが誰に対しても怒りを向けたくないと語った上で、彼らをただ家に帰してほしいと発言。自身が彼らと共にChernarusとマップの開発を共にしたと明かし、彼らが出来る限りのサポートを必要としていると説明した。
- “The War Z”について“どう感じているか?”と質問されたHall氏は、混乱やねたみ、恐れといった様々な感情を確かに感じていると正直に回答。しかし、自身がゾンビホラータイトルを手掛ける開発者達を訴えることは、よりよいゲームを作ることに寄与するだろうかと述べ、自身が良いゲームを作ることこそが重要だと説明。Day Zは価格も安く、多くのユーザーが本作をプレイするだろうと独自のアドバンテージを提示した。
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