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先日から開催中のKickstarterキャンペーンにて、54,000人を超える資金提供者から248万ドル弱（約1億9400万円）の調達を実現し、キャンペーン終了まで残すところ1週間となったObsidianの新作RPGプロジェクト「Project Eternity」ですが、本日新たなアップデートが行われ、165ドル以上の提供コースにinXileが開発を進めている新作「Wasteland 2」が同梱されることが明らかになりました。

今回のアップデートはInterplay時代を通じてObsidianとの関係が非常に深いinXileのボスBrian Fargo氏に関する説明が多く記されており、ObsidianのボスFeargus Urquhart氏やJosh Sawyer氏とChris Avellone氏、Chris Parker氏などお馴染みの面々にビデオゲーム産業におけるスタートを与えた人物であることに加え、かつての古い友人Ayman Adham氏と彼のパートナーだったMichael Morhaimeが率いるSilicon & Synapseスタジオの初タイトル“RPM Racing”（※ 1991年）への関与が現在のBlizzard誕生に繋がるといった興味深い歴史が記されています。

※ ちなみに現在人気の“Fallout”シリーズはBrian Fargo氏が手掛けた“Wasteland”の続編が商標絡みで頓挫し、名称が変更されたことが発端となっている。そして名作RPG“The Bard’s Tale”もFargo氏の作品。

現在進められている“Wasteland 2”の開発にはObsidianのChris Avellone氏も参加するなど、以前から親密な関係を見せている両スタジオですが、今回の協力と提携はかつてのInterplay/Black Isle黄金時代を思い起こさせるに十分なタッグであり、この作品に留まらないスタジオ間の関係とその発展に期待したいところです。