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先日Wedbush MorganとEEDARの推定値をご紹介した北米11月のNPDデータですが、本日NPDグループによる北米11月のビデオゲーム産業に関する販売動向の概要が発表され、ハードウェアとソフトウェア共に前年同月と比較していずれも10％を超える販売低下を示していることが明らかになりました。

■ 北米11月ビデオゲーム産業における販売の概要

• 正確な調査統計期間は10月28日から11月24日で、ブラックフライデーに続く日曜と月曜のセールスが含まれていない
• 北米11月のビデオゲーム市場における総売上は25億5,000万ドル（※ 前年同月の28億7,000万ドルに対して11％低下）
• ハードウェア販売は8億3,890万ドル（※ 前年同月の9億6,220万ドルから13％低下）
• ソフトウェア販売は14億6,000万ドル（※ 前年同月の16億5000万ドルから11％低下）
• 周辺機器販売は2億8,090万ドルで前年同月から8％低下したが、ActivisionのSkylanders関連の販売は250％の上昇を記録した

■ 北米11月ソフトウェア販売ランキング

• 1位：「Call of Duty: Black Ops 2」 (360, PS3, PC, Wii U)
• 2位：「Halo 4」 (360)
• 3位：「Assassin’s Creed 3」 (360, PS3, Wii U, PC)
• 4位：「Just Dance 4」 (Wii, 360, Wii U, PS3)
• 5位：「Madden NFL 13」 (360, PS3, Wii, PSV, Wii U)
• 6位：「Skylanders Giants」 (Wii, 360, PS3, 3DS, Wii U)
• 7位：「Need for Speed: Most Wanted 2012」 (PS3, 360, PSV, PC)
• 8位：「NBA 2K13」 (360, PS3, Wii, PSP, Wii U, PC)
• 9位：「WWE 13」 (360, PS3, Wii)
• 10位：「FIFA Soccer 13」 (360, PS3, Wii, PSV, 3DS, Wii U, PSP)

■ Xbox 360販売について

• Xbox 360はブラックフライデー週に75万台を販売、11月の販売台数は126万台
• 前年同月の販売は170万台を記録していた

■ Wii Uを含む任天堂ハードウェアとソフトウェアの販売について

• 任天堂は北米11月に合計175万台のハードウェアを販売、任天堂が2004年以降に1ヶ月で100万台を超えるハードウェア販売を達成した36回目の記録となった
• “Wii U”は42万5,000台を販売（※ 集計に含まれたのは実質7日間、なおWiiの初週販売は47万5,000台だった）
• “Wii”の販売は42万台、北米累計販売台数は4000万に到達
• “3DS”の販売は54万台、北米累計販売台数は650万に到達
• “DS”は37万台を販売、北米累計販売台数は5300万に到達
• “New Super Mario Bros. U”が24万3,000本を販売、Wii Uとの同時購入率は約60％となった