8月に謎の復活を遂げた「Black Isle」がBethesdaと泥沼の裁判争いを繰り広げたFallout Onlineを“PV13”として再始動、資金調達プロモーションもスタート

2012年12月20日 18:04 by katakori
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「Black Isle Studios」

今年8月にInterplayが復活を宣言し、既存IPをベースにした新作を手掛けると発表したものの、既にFalloutとBaldur’s Gateの権利も保有しない状況でどんなタイトルを進めるのか、動向に注目が集まっていたかつての名門「Black Isle Studios」ですが、本日公式サイトにて独自のクラウドファンディングプロモーションとカウントダウンをスタートし、なんとBethesdaと泥沼の裁判闘争を繰り広げた“Fallout Online”を元のプロジェクト名である“PV13”(Project V13)として再始動させることが明らかになりました。

さらに、クラウドファンディングのスタートと併せて公開されたプロモーション映像には、かつてActivisionでTony Hawkシリーズの開発に携わったChip Bumgardner氏(プロデューサー)や、Fallout Tacticsのプロデューサーを務めたChris Taylor氏(リードデザイナー)、初代FalloutとFallout 2に登場したTalking Headのダイアログを手掛けたMark O’green氏(リードライター)、かつてObsidianに在籍していたJeff Clendenning氏(リードアーティスト) 達が登場し、新生Black Isle Studiosの実態が“Project V13”の開発チームであることが判明しています。

また、公式サイトに掲載された“Project V13”の概要には、ポストアポカリプステーマのストラテジーRPGである旨が記されており、人間とミュータント、サイボーグの登場やコロニーの建設要素など、以前のProject V13設定をそのまま継承した記述が確認でき、復活アナウンス時に示した「既存IPを“ベース”にした新作」という表現がそういう意味だったかと(良し悪しは置いておいて)腑に落ちる内容となっています。

今後は、Falloutの文言を廃したPV13が新たな権利問題に発展しないか、そして各方面から冷ややかな視線で迎えられたBlack Isleの復活を現在のInterplayが無事軌道に乗せることが出来るのか、ビジネス的な側面からも注目を集めるトピックとなりそうです。

情報元及びイメージ:Black Isle

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