昨晩、謎のティザー映像が公開され、すわFallout新作か、それともTangoのProject Zweiかと大きな注目を集めているBethesdaの動向ですが、どうやらFallout新作ではない気配が濃厚となる中、新たに“Machinegames”が開発を手掛ける「Wolfenstein」の新作ではないかとの見解が浮上し話題となっています。
という事で、今回は2010年の設立以来ほとんど目立った動きを見せていなかった“Machinegames”と“Wolfenstein”新作の噂を改めて整理しご紹介します。
2010年11月11日にZeniMaxが買収を正式に発表したスウェーデンの“Machinegames”は、The Chronicles of Riddickやジェーソン・ボーンシリーズ、Syndicate等の作品で知られるStarbreezeの共同創設者Magnus Hogdahl氏を含む主要な開発者達が2009年に起ち上げた新スタジオで、買収の発表以降、約2年半に渡って目立った動きが全く見られない状況が続いていました。
これまでに判明している情報として、買収の発表時にidの内製エンジン“id Tech 5”を用いたAAAタイトル(※ “Project Tungsten”と噂されている)の開発を進めていることに加え、2011年に行われた開発者募集には新作が“アクションFPS”と記されていたことが挙げられます。
さらに、先月2月には多くのカプコンタイトルやTVシリーズの楽曲を手掛けるコンポーザーJulian Beeston氏のレジュメに、ZeniMaxスウェーデンとMachinegamesと共に“Wolfenstein”シリーズの新作に取り組んでいる旨を記した文言が一時的に掲載されたほか、ボイスアクターAlexander LeebのIMDb情報に“Project Tungsten”の記載が確認され、Starbreezeとの関係も深いディレクターTom Keegan氏の公式サイトにもProject Tungstenへの参加を示す記載が発見(※ パフォーマンスキャプチャーとボイスオーバーのディレクターと記載されていたが現在は削除済み)されるなど、“Wolfenstein”新作を巡る動きが一時活発化していました。
加えて、昨年にはZeniMaxがWolfensteinのドメイン“Wolfenstein.com”(参考:whois)をActivisionから購入しており、今年2月7日にはドメインのブランド保護を専門に手掛けるCSCが“Wolfenstein-Spiel.com”(参考:whois)を取得しており、何らかの動きが水面下で着々と進められている様子が表出しています。
昨晩のティザーが何を示しているのか、未だ詳細は不明ですが、映像に含まれていたThe Moonbeam Trioのレコードは1910年代頃の作品である可能性が高いと見られており、鉄条網のイメージも含めWolfensteinとの関連性はそう薄くないとも考えられ、今後の続報とMachinegamesの動向に改めて注目が集まるところです。
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