Antimatter Gamesの未完成冷戦シューターが復活を果たす「’83」の技術アルファが遂に始動、早期アクセス版のリリースは年内予定

2025年9月20日 14:18 by katakori
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「’83」

Rising StormやKilling Floorシリーズ、Evolve等の開発協力で知られる“Antimatter Games”の新作として、2019年3月にアナウンスされたものの、その後スタジオの閉鎖と共にプロジェクトが頓挫し、2023年にBlue Dot Gamesのデビュー作として復活を果たした大規模マルチプレイヤーシューター「’83」ですが、オリジナルのリードデザイナーSturt Jeffery氏が参加する本格的な復活に期待が掛かるなか、昨晩遂に本作の技術アルファテストがスタートしました。

今回の技術アルファは、予てから募集が行われていたアルファの応募者を対象とするクローズド(NDA有り)な小規模テストで、最大60人プレイ(※ 早期アクセス版は80人プレイに対応)に対応しています。

初日のプレイテストは日本時間の今朝10時に終了しましたが、2日目のテストが日本時間の本日午後10時から明日の午前7時まで、3日目のテストが22日午前1時から午前7時に掛けて実施される予定となっています。

PC向けの新作“’83”は、かつての冷戦が実際の核戦争と世界大戦に発展した架空の1983年を舞台に、北大西洋条約機構とワルシャワ条約機構の戦いを描く一人称視点のマルチプレイヤーシューターで、諸兵科連合を伴う大規模な40vs40戦闘、オブジェクティブベースの分隊チームプレイ、チーム司令官用のRTS風メタゲーム、30~40分程度で気楽に楽しめるマッチ、実銃の緻密な再現とリアルなアニメーションといった要素を特色としており、2025年Q4の早期アクセス入りを予定しています。

余談ながら、現行の「’83」は、2023年に“’83”の権利を取得した(Red OrchestraやRising Stormの開発者やMod制作者が集う)Blue Dot Gamesが開発を再開したものの、当初はパブリッシャーや資金提供が得られず有給の開発者を雇用できない資金難が続いていましたが、2024年に熱心なRising Stormファンが個人的な融資を行ったことで本格的な復活を果たし、Antimatter Gamesでオリジナルの開発を率いていたリードデザイナーSturt Jeffery氏も参加する体制が整ったことで、今年1月に正式な再アナウンスを果たしていました。

なお、オリジナルの開発を担当していた“Antimatter Games”については、2019年にEnad Global 7(当時のToadman Interactive)傘下となり、“’83”と20年ぶりの復活を果たすはずだったI.G.I.シリーズ最新作“I.G.I. Origins”の開発に取り組んでいましたが、2023年5月にEnad Global 7の再編に伴うスタジオの閉鎖が決定していました。

情報元及びイメージ:Steam

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