これまでにリリースされたBatman Arkhamタイトルを手掛けたRocksteadyに代わり、WB Games Montrealが開発を担当するシリーズ最新作「Batman: Arkham Origins」ですが、前2作の見事な脚本を手掛けたDCのPaul Dini氏が本シリーズから去ったことで注目を集めていた本作のライターを“Assassin’s Creed”シリーズでお馴染みSekretagent ProductionsのCorey May氏とDooma Wendschuch氏が担当することが明らかになりました。
これは、Game Informerが公開したインタビュー映像から判明したもので、Corey May氏とDooma Wendschuch氏のほか、Blackest NightやInfinite Crisis、Batman: Earth Oneなど大量のDC Comics作品を手掛けるベテランGeoff Johns氏が参加していることが判明しています。
Batman Arkhamの前日譚として、クライムファイター時代のバットマンをリアルに描いた87年の“Batman: Year One”と、初期バットマンのヴィジランテ的な要素にスポットを当てた“Batman: Legends of the Dark Knight”シリーズにインスパイアされた作品であることが報じられている“Batman: Arkham Origins”ですが、インタビューに登場したWendschuch氏の発言から、本作ではとかく強い信頼関係と家族的な絆が描かれる機会の多いブルースと執事アルフレッドの関係に対する新しいアプローチとして、2人の間に存在する深い闇にスポットが当てられることが明らかになりました。
これは、ブルースが抱える最も深い闇である両親の死に絡み、両親が生きていた頃から自身の側に仕えるアルフレッドを、両親の死に対する暗い思いを拡大させる存在、そして横柄な親の概念を象徴する存在としてブルースが認識するというもの。
さらに、一方のアルフレッドは、バットマンとして活動するブルースの自警団的行為が、親が遺した冨を甘やかされた子供が無駄に浪費する類の行動だと考えており、作品の中で2人はしばしば衝突する様子を見せるとのこと。
非常に意欲的なアプローチを見せる今回のBatman: Arkham Originsですが、Paul Dini氏の後任としてAssassin’s Creedユニバースの壮大な世界設定を生んだCorey May氏が参加するということもあり、今後この体制でBatman Arkhamシリーズが展開されるのか、来る最新作の仕上がりと今後に改めて注目が集まるところです。
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