かつて“L.A. Noire”の開発を手掛け大きな注目を集めたものの、その後Rockstar Gamesとのトラブルを経て2011年10月上旬にスタジオが一旦閉鎖され、その後映画“マッドマックス”シリーズの監督/脚本で知られるジョージ・ミラー氏率いるオーストラリアのKennedy Miller Mitchell Interactive(以下:KMM)傘下となった「Team Bondi」、今年4月には資金的な問題から再び閉鎖の噂が報じられ心配な状況が続いていましたが、新たに映画やインタラクティブメディア向けの支援を行っているオーストラリアの政府機関Screen New South Walesから、KMMとTeam Bondiが新作「Whore of the Orient」の開発資金として20万ドルの融資を受けたことが明らかになりました。
これは、本日Screen New South Walesが発表した計87万9,379オーストラリアドルに及ぶゲーム開発用資金の提供先リストの中に、最も多額の20万ドルを受け取ったスタジオとしてKMMの名が挙げられていたもので、リストのサマリーにはKMMの20万オーストラリアドル(約1,800万円)がTeam Bondiとの提携に基づく“Whore of the Orient”開発用の資金であることが明記されています。
これで一先ず閉鎖の危機は乗り越えたことが判明したTeam Bondiですが、先日の閉鎖/レイオフ騒動時にはWarner Bros.がWhore of the Orientから手を引いた旨が報じられており、今後開発資金を得てパブリッシャーの問題も解決に至るか、改めて動向に注目が集まるところです。
余談ですが、今回Screen New South Walesが発表した資金提供先のリストによると、4月の閉鎖騒動時にレイオフされ新スタジオを起ち上げた“L.A. Noire”のデザインリードAlex Carlyle氏の“Intuitive Game Studios”が、“Canonical Five”と題されたインタラクティブな捜査ゲーム向けの開発資金として3万451オーストラリアドルを調達しており、こちらも続報が気になる状況となっています。
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