Kickstarterキャンペーンの終了が2日後に迫る現在、27,000人を超えるファンが87万英ポンド(約1億4,800万円)を超える資金を提供する状況となっているWarhorse Studiosの次世代オープンワールドRPG「Kingdom Come: Deliverance」ですが、昨日Warhorseがkickstarterページを更新し、PS4とXbox Oneを含む次世代機対応と100万英ポンドの新ストレッチゴールとなる忠実なコンパニオンの“犬”がアナウンス。さらに、クラウドファンディングで大きな成功を収めている“Star Citizen”の開発を率いるクリス・ロバーツの申し出から、同じCryEngineを使用する“Star Citizen”と“Kingdom Come: Deliverance”が技術共有で協力を果たすことが明らかになりました。
さらに、本作の製作総指揮Martin Klima氏とクリエイティブディレクターDaniel Vavra氏がredditでIAMAセッションを実施し、本作の舞台となるオープンワールド世界の広さや、ゲームプレイの難易度、戦闘システムなど、実際のゲームプレイに関する具体的なディテールが幾つか判明しています。
■ 次世代コンソール対応とストレッチゴール、“Star Citizen”との技術提携に関する情報
- PS4とXbox One対応にあたり、過去数週間に渡ってMicrosoftとSonyとの対話が進められていた。既に開発キットは提供されており、程なく開発が開始される予定。
- また、次世代コンソール版はWarhorseのセルフパブリッシングとなる予定。また、リテール版の販売にあたって、別の企業と何らかの契約を結ぶ可能性は残されているが、今のところ詳細は不明。
- アルファ版のアクセスはWindows PC向けに実施。ベータアクセスは少なくともWindowsとLinux、Mac向けに実施される。コンソール向けのベータアクセスが提供される可能性はあるが、今のところ未定。
- 100万英ポンドのストレッチゴールとして、プレイヤーに付き従う親友となるコンパニオンの“犬”がアナウンスされた。犬はプレイヤーの後を付き従い、戦闘を助け、プレイヤーの睡眠中に危険を警告し、プレイヤーと共に狩りを行う。
- WarhorseとStar Citizenの開発を手掛けるCloud Imperiumが技術交換を伴う提携をアナウンス。クリス・ロバーツはStar Citizenユニバースにしっかりしたキャラクター生成システムが必要だと述べ、両社の提携に様々な利点が存在することを強調している。
■ redditのIAMAセッションから判明したディテール
- 3章構成の“Kingdom Come: Deliverance”に用意されたオープンワールド世界はThe Elder Scrolls IV: Oblivionのサイズに近い。なおOblivionはThe Elder Scrolls V: Skyrimと同程度の広さで、約16平方マイル規模とされている。
- “Kingdom Come: Deliverance”の難易度はハードだが、エクストリームな難しさで知られるDark Soulsと比較した場合、ゲームメカニクスと操作方法は大きく異なるが、その感覚や困難さには類似点も見られる。なお、これを回答したArmAとOperation FlashpointのデザイナーViktor Bocan氏はDark Soulsを複数回クリアしているとのこと。
- 本作の戦闘には、敵の攻撃をブロックするシステムが実装されているが、防御中にはスタミナが消費されることから、常に防御態勢を維持することは出来ない。
- 敵が常に1度に1人ずつ攻撃を繰り出すAssassin’s Creedシリーズに対し、本作では複数の敵が同時にプレイヤーへの攻撃を繰り出すことが判明している。
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