北朝鮮が支配するアメリカの状況や主人公の出自など、遂に発表された続編「Homefront: The Revolution」の新情報まとめ

2014年6月3日 10:05 by katakori
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「Homefront: The Revolution」

金正雲が韓国を併合する南北統一を果たし大朝鮮連邦となった北朝鮮が、アメリカの経済危機とパンデミックを機に大規模なEMP攻撃とミシシッピ川への放射性物質放流を以てアメリカを完全に掌握するというとんでもない架空の歴史をバックに、アメリカのレジスタンス勢力が再び独立を目指し戦う物語をジョン・ミリアスの脚本で描いた“Homefront”(※ 天然ガスと石油資源を巡る東西の対立を描いた“Frontlines: Fuel of War”の後継作品でもある)の直接的な続編「Homefront: The Revolution」が昨日遂に正式アナウンスを迎え、前作から大きくSFテイストを増したトレーラーと作品の概要をご紹介しましたが、海外では大手メディアによるハンズオフプレビューが解禁され、本作のゲームプレイやストーリーに関する興味深い新情報が判明しています。

参考:本日公開されたアナウンストレーラー
  • “Homefront: The Revolution”は、“Haze”や“TimeSplitters”を生んだCrytek UK(旧Free Radical)が開発を手掛ける2015年発売予定の新作で、対応プラットフォームはPS4とXbox One、PC、Mac、Linux。パブリッシャーはDeep Silverが担当。
  • Kaos Studioが開発を手掛けた前作“Homefront”から4年後、アメリカを支配したKPA(朝鮮人民軍)が警察国家的な圧政を敷くフィラデルフィアを舞台に、再びアメリカの独立を目指す民間人の革命勢力を描くオープンワールドシューター作品となる。
  • 本作のプロジェクトは、倒産前のTHQがCrytek UKにアプローチした3年前にスタートしたもので、THQ時代にはレベルベースのリニアなタイトルとして開発が進められていた。その後、CrytekによるIPの取得を経て、タイトル開発に対する自由を得たことで、オープンワールドタイトル化が実現した。
  • ゲリラ戦を特色とする本作のオープンワールド世界における戦闘は、リニアなシューター作品だった前作に対してノンリニアな展開に大きく変化し、待ち伏せや潜入行動、暗殺、KPA施設を狙ったサボタージュなど、ゲリラ戦の本質とも言える一撃離脱戦法を特色とする。
  • 舞台となるオープンワールドなフィラデルフィアは、KPA側から見た治安レベルに基づき3段階に大きく分類される。
    • 市民をスキャンする監視用の飛行ドローンと、武装したKPA兵士が常にパトロールを行うことで市民の監視が徹底され、僅かな食料の配給が行われるイエローゾーン
    • 朝鮮人民軍の多くが接触を避け近づかない無法なバッドランドと呼ばれるレッドゾーン
    • 朝鮮人民軍の公式な居住区となる豊かなグリーンゾーン
  • CryEngineを利用し構築されたフィラデルフィアには、昼夜サイクルや動的に変化する複数の天候エフェクト、新たなAIシステムなど、プレイヤーの行動がまわりの環境とそこに暮らす人々の全てにダイナミックな影響を及ぼし、都市の息づかいが感じられるような生態系を実現する様々な要素が導入されている。
  • 元軍人を主人公として描いた前作に対して、“Homefront: The Revolution”は民間人Ethan Bradyを主人公に、虐げられた市民から急進的なパトリオットとして革命を率いるリーダーへと成長するBradyの視点を通じて、朝鮮人民軍に対する2度目の独立戦争を描く。
  • プレイヤーはレジスタンスに参加したEthan Bradyとして、同胞となる戦士の採用をはじめ、拠点や隠れ家の建造、KPAに対するゲリラ活動といった行動を通じて、革命組織そのものを育成する必要がある。
  • 潤沢な最先端の装備と兵器を有するKPAに対して、革命勢力は所謂ゲリラ的な手製の武器を自ら調達するために、オープンワールドな舞台で有用なアイテムや資材の回収を行う必要がある。
  • フィラデルフィアのあちこちにはホーボー的なグラフィティが描かれており、これはKPAに気付かれない革命勢力間の符丁として、近辺に存在する危険や資源の存在をプレイヤーに伝えている。
  • 銃は柔軟なカスタマイズが可能で、CrysisスタイルのUIでスコープやグリップ、アンダーバレル用アクセサリ、サイレンサーといったオプションの変更が確認された。
  • 主人公Ethan Bradyはスマートフォンを持っており、カメラを通じて視認したKPA兵士をタグ付けしトラッキング(※ タグ付け後レーダーに表示)するなど、プレイヤーが任意に使用可能なツールとして利用されていた。なお、スマートフォンはミッションの開始等を知らせる連絡ツールとして用いられるほか、マルチプレイヤーCo-opもスマートフォン経由でアクセス可能になるとのこと。
  • ハンズオフデモ中にプレイヤーが地面からレンガを拾い上げ、監視カメラに投げつけ無効化した後、素早い近接攻撃で敵兵士を無力化するといった環境要素を利用したシーンが確認された。
  • ハンズオフデモ中に、抵抗勢力の隠れ家を紹介するツアーが行われ、施設の内部にはラジコンカーやボルトカッターといったツールが置かれた即席の爆弾ラボや機器室が存在していた。
  • “Homefront: The Revolution”には4人プレイヤー対応のCo-opモードが導入されているが、シングルプレイヤーキャンペーンとは切り離された別のモードとして存在している。なお、Co-op以外のマルチプレイヤー要素については今のところ言及されていない。
  • メディア向けに行われたハンズオフでは、仲間のレジスタンスと共にバリケードで囲まれたKPAの刑務所を襲撃するCo-opミッションが提示された。ここではプレイヤーがモロトフカクテルを作成し、これを小さなラジコン自動車に取り付け、KPA兵のパトロールに気付かれないよう敵トラックの下などを通過しつつこっそりと移動させ、刑務所の門近くで起爆。その後、他のプレイヤー達がそれぞれに生き残った敵兵士を無力化しつつ前進するといった展開が見られた。

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