2012年8月のEpic退社を経て、“BioShock Infinite”の開発をまとめ上げる大役を果たし、その後MicrosoftのIP取得に伴い始動した新生「Gears of War」の開発を率いることとなったお馴染みRod Fergusson氏がPolygonのインタビューに応じ、Epicの退社や“Gears of War”開発への復帰について明確な理由や動機を語り注目を集めています。
中国のTencentによるEpic株の大量購入とほぼ同時期にEpicを去ったRod Fergusson氏ですが、この退社が長年手掛けた“Gears of War”に対するある種の気分転換を望んだことを示すものかと質問したPolygonに対して、「いや、実際は全く逆だ」と答えたRod Fergusson氏は、退社の理由は“EpicがGears of Warに取り組むことをやめた”という現実にあったと説明。
Tencentの関与によってEpicの社内に生じたF2Pビジネスへの根本的な方向性の転換に全く興味が持てなかったと語った氏は、自身が大きな物語やナラティブ、ビッグなインパクトを持つAAAゲームを愛していると語り、この趣向を満たし、さらに新しいテクニックを学ぶことができるであろう次の大作がまさにIrrational Gamesで開発が肥大化し難航していた傑作“BioShock Infinite”だったことを明かしています。
また、“Gears of War”開発への復帰について言及したRod Fergusson氏は、こういった経緯から新生“Gears of War”は文字通り自身が夢にまで見た仕事だったと語り、復帰に思い悩む必要は全くなかったと断言。“Gears of War”の開発を心から望んでいたことを改めて強調しました。
なお、Rod Fergusson氏は新生“Gears of War”の今後や開発を手掛ける“Black Tusk”についても言及しており、現在150人近い開発者が所属する“Black Tusk”がCrytekやCrytek UK、NFSシリーズを多く手掛けたEA Black Boxのシニア開発者が多く在籍しているといった状況に加え、Epicが新生“Gears of War”に手厚いサポートを行っていること、“Gears of War”ユニバースには“E-デイ”(※ ローカストが人類の4分の1を僅か24時間で虐殺したエマージェンスデー)や“ペンデュラム戦争”といったまだ語るべき出来事が数多く残されていること、新生“Gears of War”が長期的なフランチャイズの展開を想定していることなど、今後に向けた強い意欲を示しています。
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