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2007年に存在が浮上し、2012年にはプレイテストが行われる段階に突入していたものの、その後も正式なアナウンスが行われず、2013年5月に計画の抜本的な変更がアナウンスされたBlizzardの新作MMO「Titan」ですが、本日BlizzardのボスMike Morhaime氏がPolygonのインタビューに応じ、“Titan”の開発が遂にキャンセルされたと明らかにしました。

Mike Morhaime氏は、Blizzardが“Titan”を正式にアナウンスしたことはないと何度も強調した上で、当初は“World of Warcraft”を超えるMMOの開発に大志を抱いていたものの、作品に楽しさと情熱が見出せなかったと説明。

昨年5月以降の再評価期間を通じて、“Titan”をどうすべきか話しあったものの、再評価の焦点は“Titan”がBlizzardにとって作りたかったゲームか？という1点に絞られ、その答えが最終的に“No”だったとのこと。

また、BlizzardのVP Chris Metzen氏は今回の決定が“耐え難い”ものだったと語り、こういった決定が常に困難だったと説明。Warcraft AdventuresやStarCraft Ghostのキャンセルが同様に困難だったものの、取り組み自体はクオリティの高い開発に帰結したと全く無駄ではなかったことを示唆。同時に、計画を中止するべきタイミングを知る方法は非常に重要だと説明しています。（※ 半ばネタ気味ながら“StarCraft Ghost”については、Blizzardがまだキャンセルしていないことを何度か明言している）

7年に渡って取り組んだ巨大なプロジェクトを遂にキャンセルしたBlizzardですが、スタジオの今後に言及したChris Metzen氏は、今後も“World of Warcraft”をサポートし続けると語り、個人的な希望はWoWのサポートを永久に続けることだと説明。一方、Mike Morhaime氏は、今後Blizzardが2度とMMOを手掛けないわけではないと述べ、再びMMO開発に乗り出す可能性が存在することをアピールしました。