映画版「Minecraft」は多額の予算を投じる大作に、公開は2017年から2018年頃を想定

2014年10月9日 10:29 by katakori
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「Minecraft」

今年2月にワーナー・ブラザーズが映画化権を取得し、大ヒット作となった“LEGO ムービー”のロイ・リーが製作を手掛けると報じられた「Minecraft」ですが、新たにMojangのCOO Vu Bui氏がThe Guardian紙のインタビューに応じ、映画版“Minecraft”の製作規模や進捗について興味深い情報を明らかにしました。

映画がどういった作品になるのか、まだ見当も付かないと語ったVu Bui氏は、少なくとも2年で完成する見込みはなく、3年以上、恐らく4年後もありえると発言。続けて映画がCGI作品なのか、それとも実写となるのか、そして誰が出演するのか、誰もが気になる質問をかわしたBui氏は、映画版“Minecraft”が多額の予算を投じる大規模な作品で、製作に数年の期間を擁すると述べ、まだ初期段階にある映画化がどんな作品となるのか、はっきりとしたビジョンが未だ存在しないと説明しています。

ただし、Vu Bui氏は“Minecraft”の映画化に当たって1つ明確なポイントが存在すると語り、映画版“Minecraft”が例えどんな物語を提示しようとも、それは“Minecraft”が持つ幾多の可能性における1つのストーリーに過ぎないと強調。“Minecraft”をプレイすることに単一の“正しい”方法は存在しないと述べ、Mojangは例えそれが映画や本であっても、“Minecraft”に対して如何なるストーリーも作り上げたくないと明らかにしました。

これが公式な“Minecraft”のストーリーだ、といった何かが、これに沿わない全てのプレイヤーを落胆させると語った氏は、映画がストーリーを携え登場する際には、それ自体が“Minecraft”の大きな物語に対立するものであることを改めて確かめたいと野心的な意欲を提示しています。

なお、映画化権を取得したワーナー・ブラザーズについて言及した氏は、“Minecraft”の映画化に当たって多くのスタジオと接触した上で、ワーナー・ブラザーズこそ共に取り組みたいチームだったと説明。彼らはブランドとIPをリスペクトした上で優れた作品を作りあげたいと考えているだけでなく、ゲームの成功を単に利用したいだけの存在ではなかったと映画化に至った経緯を明らかにしています。

情報元:GameSpot

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