今年6月にE3会場で行われたサプライズ発表を経て、開発映像の公開とティム・シェーファーが登壇したPAX Primeパネルから具体的な変更点や改善のディテールが報じられていたDouble Fineのリマスター版「Grim Fandango」ですが、現在カルバーシティで開催中のIndieCade 2014とニューヨークComic-Conにそれぞれ本作のプレイアブルなPS4版が出展されており、来る最新作の発売時期や追加要素を含む幾つかの新情報が明らかになっています。
- 注:既に報じられているオリジナルアセットを用いるテクスチャや一部エフェクトの改善、対応プラットフォーム、サウンドトラックの再録等については以前にご紹介した記事をご確認下さい。(参考1、参考2)
- 今回のイベントに出展されたPS4リマスター版は30分程度プレイ可能なビルドで、DualShock 4のタッチパッドを利用し、98年のオリジナルと刷新された3Dモデルやテクスチャを適用したリマスター版が切り替え可能だった。なお、報告によると解像度とクオリティには著しい差が見られたとのこと。
- PAX Primeパネルに登壇したティム・シェーファーは、オリジナルの“Grim Fandango”が4:3フォーマットを想定した撮影技法を使用していることから、ワイドスクリーン対応は本来のビジョンを危険に晒す可能性があるとして、ワイド対応を否定していたが、PolygonとIGNの報告によると、4:3フォーマットに加え、幾つかのワイドスクリーン対応(単なるストレッチや外枠向けのアート利用など)を模索しているとのこと。
- オリジナルの愛好者向けに戦車スタイルのコントロール(初代バイオハザード的な所謂ラジコン操作)が用意されるが、デフォルトはモダンなアナログ操作に変更される。
- リマスター版に追加される多数のオーディオコメンタリは、ValveのPortal的な手法でオブジェクトやエリアに対し用意され、カチンコ型のアイコンでコメンタリの存在が提示される。なお、コメントはL1ボタンで再生され、開発者の思い出やシーンの洞察などが確認された。
- Polygonの報告によると、発売は2015年初頭を予定しているとのこと。
- IGNの報告によると、まだ明らかにできない素敵な新要素が用意されているとのこと。
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