先日、“Dragon Age Keep”が遂にオープンベータ入りを果たし、“Sunless Sea”を生んだFailbetter Gamesが開発を手掛ける前日譚のテキストアドベンチャーがアナウンスされるなど、ローンチに向けた大きな発表が続いているBioWareの人気シリーズ最新作「Dragon Age: Inquisition」ですが、本日海外で本作の冒頭を5時間程プレイしたハンズオンプレビューが解禁され、未見のゲームプレイを収録した多数のプレビュー映像と新スクリーンショットに加え、Mark Darrah氏のインタビューを含むプレビューから幾つかの新情報が明らかになっています。
- 前作“Dragon Age II”が物語のスケールや探索において、狭く感じられただけでなく、不足した点が多数存在したと語ったMark Darrah氏は、来る最新作を大きく駆動させた要素が“探索”だったと説明。初代の探索要素も僅かだったと振り返った氏は、本作の探索要素がBioWareの傑作“Baldur’s Gate II”まで立ち帰るものだったことを明らかにしている。
- “Dragon Age: Inquisition”には、これまでにもご紹介した通り、審問会の影響力を表すステータス“Power”が導入され、このレベルを上げることでセダスにおける勢力の影響力が強まり、メインクエストや新しいエリア等へのアクセスが解除される。また、この“Power”値を上げる手段の1つとしてサイドクエストが存在しており、今回のハンズオン中に飢えた村を救う羊肉の収集や、乱暴なテンプラー達の居留地を示唆するメモ、病んだ妻のためにポーションを必要とする男といった審問会の評判を上げるための簡単なクエストが確認されている。(いくつかはプレビュー映像にもその進捗が確認できる)
- 本作に初めて導入されたジャンプについて言及したMark Darrah氏は、“The Elder Scrolls V: Skyrim”の存在に触れ、BioWareが“Dragon Age: Inquisition”において目指した方向性に存在する作品だと説明。さらに、“The Elder Scrolls V: Skyrim”の探索要素と、2,000万本規模に及んだセールスの巨大な成功がRPGとその景観を完全に変化させてしまったと語り、最初のRPG体験として“The Elder Scrolls V: Skyrim”を挙げる1,500万人近いオーディエンス(※ Skyrimの2,000万本販売からOblivionの600万販売を引いた目安としての規模)が探索や物語にこれまでとは全く異なる期待値を持っているとの見解を提示している。
- “Dragon Age”と“Mass Effect”シリーズの差について語ったMark Darrah氏は、Mass Effectは本質的に10代の心を掴むスペースオペラ的なIPとして評価されていると発言。一方のDragon Ageはより暗く大人向けで、Mass Effectが日曜午後のドラマを目指すとすれば、Dragon AgeはHBOのドラマに近いと説明。メカニクスに共通点は存在するものの、両方のシリーズがストーリーテリングの観点から大きくテーマが違う作品だと強調している。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。