doope!

1995年にSonyの内部ゲーム開発スタジオとして誕生し、MMORPGジャンルとゲーマーコミュニティを変革した傑作“EverQuest”をはじめ、“PlanetSide”や“Star Wars Galaxies”といった革新的な作品を多く輩出したお馴染み「Sony Online Entertainment」（SOE）ですが、本日公式フォーラムやスタジオを率いるボスJohn Smedley氏を含む関係者が一斉にスタジオの売却を報告し、遂にSonyから独立を果たしたことが判明。新たにスタジオの名称を「Daybreak Game Company」に変更し、早くもXbox One向けのタイトル開発に向けた強い意欲を示しています。

今回の独立は、SonyがSOEを投資会社“Columbus Nova”に売却したことから実現したもので、今後SOEはインディペンデントな新スタジオ“Daybreak Game Company”として、“EverQuest Next”や“H1Z1”、“Landmark”といった全てのタイトル開発を現行の体制を維持したまま継続するとのこと。

また、前述した通りSOEの中心的な開発者の多くがXboxやモバイル対応を含むマルチプラットフォーム化に強い意欲を見せており、Xbox Oneゲームが待ちきれないと語るJohn Smedley氏やXbox版“DC Universe Online”の是非をファンに窺うクリエイティブディレクターJens Andersen氏の前向きな発言に期待が掛かる状況となっています。

なお、今回SOEを購入した“Columbus Nova”はニューヨークとシリコン・バレーに拠点を構える投資会社で、150億ドルを超える資産を管理し、オンラインの楽曲販売サービス“Rhapsody”やビデオチャットサービス“Rabbit”、マーケットプレイスサービス“Fiverr”といった事業の買収で知られています。

can't wait to make Xbox One games!

— John Smedley (@j_smedley) 2015, 2月 2

All of our games are still here and will continue to be 🙂

— John Smedley (@j_smedley) 2015, 2月 2

Who wants @dcuo on the Xbox? 😀

— Jens Andersen (@Spytle) 2015, 2月 2