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昨年3月4日に北米ローンチを果たし、とかく難しい人気TV番組や映画のライセンス作品において最も成功した作品の1つとなったUbisoftとObsidianの傑作「South Park: The Stick of Truth」ですが、新たにObsidianのCEO Feargus Urquhart氏がPolygonのインタビューに応じ、THQの崩壊を生き残りローンチを果たした本作の開発や今後について言及。本作のDLC展開がありそうにない状況ながら、可能性がゼロではないことを明かし注目を集めています。

Urquhart氏によると、“South Park: The Stick of Truth”のDLC展開については早い段階からトレイ・パーカー氏とマット・ストーン氏の両名と共に対話を進めており、本編のストーリーを拡張するDLCのアイデアが単に紙に描かれた素材ながら確かに存在していたと説明。しかし、THQの関与と閉鎖、Ubisoftへの移行といった状況に見舞われるなか結局のところアイデアを超えるには至らなかったとのこと。

Ubisoftと“South Park”に対する取り組みが既に終わったものだと認識していると前置きしたUrquhart氏は、ローンチから1年を経た今、改めてUbisoftに“South Park”向けの新たな可能性がありはしないかと働き掛けていると説明。今のところこの取り組みが実を結ぶかどうかは分からないと加えています。

また、氏は2013年後半に多忙なスケジュールから一時開放されたマット・ストーン氏がほぼ毎日のように本作の開発に参加し、ずっとDLCによるストーリー拡張について話し合っていた経緯を明かし、South Parkチームが“The Stick of Truth”本編の開発に巨大な規模の貢献を果たしたことを強調しています。

余談ながら、昨年3月にはIGNのインタビューに応じたマット・ストーン氏が“South Park”の新作や“The Stick of Truth”の続編について再びビデオゲーム開発に関わりたいと強い意欲を見せていました。