inXileが「Wasteland 2」の物理ベースのシェーディングやMODツールを導入する“Unity 5”対応をアナウンス、大量の改善と修正を含む新パッチも配信

2015年3月2日 12:32 by katakori
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「Wasteland 2」

現在、“Planescape: Torment”の精神的後継新作“Torment: Tides of Numenera”と、27年ぶりのナンバリング新作“The Bard’s Tale IV”の開発を進めている“inXile Entertainment”ですが、新たに更新された「Wasteland 2」のKickstarterページにて、大量の変更と改善を導入するパッチ6配信の報告に併せて、今後導入される新要素がアナウンスされ、“Wasteland 2”のエンジンが“Unity 4.5”から最新の“Unity 5”に移行することが判明。この移行に伴い幾つかの新要素を導入することが明らかになりました。

また、パッチ6の変更点と改善を記したパッチノートも公開され、462項目もの調整が適用されたことが判明しています。、

■ “Unity 4.5”から“Unity 5”への移行について

  • “Wasteland 2”のコードが“Unity 4.5”から“Unity 5”へと移行され、“Unity 5”対応に伴う幾つかの利点がもたらされる。
  • “Unity 5”対応に伴い、“Wasteland 2”開発に用いられた開発ツールがModder向けに配布される予定。(※ このツールによりナビゲーションメッシュが作成可能とのこと)
  • “Unity 5”対応に伴い、物理ベースのシェーダーが利用可能となり、“Wasteland 2”にビジュアル面の拡張がもたらされる。
  • さらに、キャラクターシステムやゲームプレイを拡張するための新要素がいくつか導入される。これらの新要素については今後改めてアナウンスされる予定。

■ 大量の変更と改善を導入するパッチ6が配信

  • パッチ6(65562)が新たに配信され、6カテゴリ/計462項目に及ぶ変更点と改善を記したパッチノートが公開。
  • 新パッチのハイライトとして以下の要素が挙げられている
    • Mac OS XとLinux向けのスチーム実績を追加
    • HollywoodのGriffithに絡むBroken Manのクエストにおけるバグ修正
    • クエストシーケンスが破損することを防止するためにPrison HQのゲートを閉鎖。ゲートはストーリー中の適切な時期に開放される。
    • 大量のバグfix
    • 英語テキストの大規模な修正
    • 全対応言語に絡むローカライゼーションの修正

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