先日開催されたE3のプレスカンファレンスにて、長年続いたMicrosoftとActivisionの“Call of Duty”シリーズに絡む時限独占契約が終了し、新たにSonyとの提携が明らかになったシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops III」ですが、現段階で一先ずベータのPS先行アクセスが提携に伴うアドバンテージとなることが判明しているなか、Activision PublishingのCEO Eric Hirshberg氏が大手メディアのインタビューと確認に応じ、新たな提携に伴いPS版“Black Ops III”のDLCが(これまでのXbox対応と同じく)30日の先行リリースとなることが明らかになりました。
また、今回の新たな提携に関する見解や大手パブリッシャーが多く手掛ける“リマスター”に手を付けていないActivisionの見解、“Call of Dutyの新たなホーム”と掲げたSonyの取り組みに対するMicrosoft Aaron Greenberg氏の見解など、興味深い情報が幾つか明らかになっています。
- PS版のDLC30日先行配信について:Kotakuの確認に応じたSonyのAdam Boyes氏がPS版“Call of Duty”向けDLCの30日先行配信を明言。Venture Beatのインタビューに応じたActivision PublishingのCEO Eric Hirshberg氏も直接自らの口で明言はしていないものの、PS向けのアドバンテージが30日のDLC先行配信とするVenture Beat側の説明を踏まえた上で話を進めている。
- Eric Hirshberg氏は、SonyとActivisionの新たな提携が“適切な時期に生じた正しいパートナーシップ”だと語った上で、内部事情は明かしたくないと説明。両方のプラットフォームがActivisionにとって重要であり、それぞれのプラットフォームで大きな経験を作り上げるつもりだと強調し、これまでもCoDやDestinyがそうであったようにどこでプレイしても最良の経験を提供するよう取り組んでいるとアピール。“Call of Duty”においては、最終的に全てのユーザーに対して同じコンテンツを残らず提供すると明らかにしている。
- “CoD”のリマスターについて:PS4/Xbox One世代のコンソールにおいて、多くのパブリッシャーとプラットフォームホルダが“リマスター”を重要な戦略として進めているなかで、“Activision”は未だにこの領域に着手していない。この状況に触れたEric Hirshberg氏は、「もしこれが適切に行われれば(リマスターは)素晴らしいものになるだろう」と説明。この潮流が果たして適切なものか、今はその流れと機会を窺っているとの慎重な見解を示した上で、個人的に初代“Modern Warfare”やオリジナルの“Black Ops”を愛していると語り、そこには確かに深い源泉が在ると発言。今のところアナウンスはないものの、Activision内部で熱心な話し合いが進められている類いのトピックであることをアピールしいる。
- 今回明らかになったSonyとActivisionの提携について、Polygonのインタビューに応じたMicrosoftのAaron Greenberg氏は、Xboxプラットフォーム上に最も多くの“Call of Duty”をプレイする人々が存在すると語り、シューターファンにとって“Halo”と“Call of Duty”を1台でプレイできるのはXboxだけだと強調。Xboxには“Halo”と“Gears”、“Call of Duty”が存在し、今後も多くのCoDを販売し続けると共に、他の大きなサードパーティタイトルと同様に“Call of Duty: Black Ops III”のサポートを継続すると強調している。
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