E3最大のサプライズとなったお披露目を経て、入手困難な限定版“Pip-Boy Edition”の追加販売や“Fallout Shelter”の予想をはるかに上回る成功が話題となっているBethesda Game Studiosの人気RPGシリーズ最新作「Fallout 4」ですが、新たに本作の開発を率いるTodd Howard氏がMashableのインタビューに応じ、Bethesdaが“Fallout 4”にマルチプレイヤー要素の導入を実際に検討していたことが明らかになりました。
Todd Howard氏は、(予てからTESやFallout向けのMMOやマルチプレイヤー対応に否定的な見解を提示している経緯もあり)「信じられないかもしれないが、Bethesda Game Studiosはゲームを作るたびに、行うべきことを確かめるためにマルチプレイヤーモードを実際にデザインするんだ」と語り、“Fallout 4”の開発においても、本格的なコンテンツ製作やコーディングが開始される以前に、マルチプレイヤーのコンセプトとメカニクスを紙と机上で議論したと説明。
この取り組みを経て、氏はやはりマルチプレイヤーを導入すべきではないことを確認したと語り、マルチプレイヤーのアイデアが本来Bethesda Game Studiosが望むシングルプレイヤーの経験を乱すノイズとなることを改めて強調。前述した取り組みを通じてマルチプレイヤーが上手く動作する方法を見いだしたものの、その要素は“Fallout 4”の経験を異なるものにしてしまうものだと明らかにしています。
何れもマルチプレイヤー要素を持たないBethesda Game Studios作品ですが、TESを含むタイトル群の魅力を支える主柱の1つは他に類のない熱を内包するソーシャルレイヤーであるとも言え、今後マルチプレイヤー要素にシングルプレイヤー経験やコミュニティ要素を損なうことなく増幅させる魔法的なフォーミュラが発見されるか、Todd Howard氏率いる開発チームのストリクトな取り組みに改めて注目が集まるところです。
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