本日、CD Projekt RedのディレクターKonrad Tomaszkiewicz氏が「The Witcher 3: Wild Hunt」の拡張パックについて言及し、2つの拡張を合わせた規模が前作“The Witcher 2”に匹敵すると語った話題をご紹介しましたが、先ほどEurogamerが拡張パックの規模やディテールに関する新たなインタビューを公開し、開発の体制や拡張に対するアプローチなど、幾つかの興味深い新情報が判明しています。
- 参考:“The Witcher 3: Wild Hunt”向けに配信される2つの拡張パックに関する基本的な情報は以下。
- Hearts of Stone(無情なる心、2015年10月発売予定):ゲラルトが〈主なき地〉の荒野とオクセンフルトの裏路地で、謎めいた「ガラスの男」との契約を遂行するために繰り広げる10時間の冒険が楽しめる。幾重にも張り巡らされた謀略の網に捕らえられたゲラルトは、持てる知恵と力を駆使して謎を解明し、無傷で生還しなければならない。
- Blood and Wine(血塗られた美酒、2016年Q1発売予定):戦禍から離れた新地域トゥサンで展開する20時間の物語。気ままなのどかさと騎士らしい儀式の仮面の下には、血にまみれた、いにしえの秘密が隠されている。
- Eurogamerのインタビューに応じたディレクターKonrad Tomaszkiewicz氏は、件のインタビューと同じくやはり拡張2つを合わせた規模が“The Witcher 2”に近いものだと説明しており、それぞれが異なるロケーションとキャラクター、ストーリー、アイテム、カットシーンを特色とする全く異なるコンテンツだと強調。続けて拡張の規模が現段階で決定してはいないものの、これまでの経験として時間と共に(コンテンツが)大きくなる傾向にあることを明らかにしている。
- 拡張パックの開発は、当初ワルシャワから200kmほど離れたクラクフのスタジオで開始された。(※ クラクフスタジオは2013年に設立が確認された新たな内部スタジオ)
- “The Witcher 3: Wild Hunt”が非常に巨大な作品でありながら、コンテンツを全くカットしなかったと語ったKonrad Tomaszkiewicz氏は、“The Witcher 3”の本編が製品版で十分に完結していることを強調した上で、拡張パックの開発を新スタジオがサポートすることについて言及したCDPRのボスAdam Badowski氏の言葉を次のように引用している。(拡張コンテンツが本編の物語を掘り下げるものではないことを強調し)「違う、そうじゃない、彼らには“別のストーリープロット”を作り上げ、それは全くのゼロから始めるものだと伝えてある」
- Konrad氏は、こういった背景から、来たる拡張コンテンツが共に本編とは別々に存在するスタンドアロンなコンテンツとなることを明らかにしている。
- 2つ目の拡張パック“Blood and Wine”(血塗られた美酒)は、古いポーランドの民話に基づいているとのこと。
- “Blood and Wine”の舞台Toussaint(トゥサン)は、ノヴィグラドやスケリッジエリアと同じく、全く新しい別のオープンワールド環境として導入される。
- それぞれの拡張にはストーリーコンテンツだけではなく、ゲームプレイの新たなメカニクスも導入される予定で、今のところ詳細は決定していないものの、例としてアイススケートの要素を挙げている。
- CD Projektの共同創設社Marcin Iwinski氏は、“The Witcher 3: Wild Hunt”の長期的なサポートを予定していることを明言し、今後もパッチの配信を継続すると説明。初代“The Witcher”と“The Witcher 2”と同じく、サポートが少なくとも2年は続くことを示唆している。
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