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6月下旬に多彩なダート路面を新要素として導入する続編「Project CARS 2」をアナウンスしたSlightly Mad Studiosが、新たに続編の開発に向けたハンドリングコンサルタントの起用を発表し、著名なレーシングドライバーとして知られるルイス・ハミルトンの実弟ニコラス・ハミルトンを前作に続いて起用したことが明らかになりました。

脳性麻痺を持ち生まれたニコラス・ハミルトンは、2011年のルノー・クリオ・カップでデビューを飾り、その後2013年には障害を持つドライバーとして初めてイギリスツーリングカー選手権（BTCC）に参加し歴史に名を残したレースドライバーで、幅広い知識と経験に基づくフィードバックを提供することで、前作と同様の先例のないリアリズムを来たる新作にもたらすべく、Slightly Mad Studiosや“World of Mass Development”フォーラムのメンバーと共に取り組むことが報じられています。

続編“Project CARS 2”は、新たに土や小石、泥、雪といった緩い路面を含むラリークロスやヒルクライム、峠レースといったモードを導入し、50種に及ぶ固有のロケーションと200種のコースを実装する新作で、全てのロケーションとコースに昼夜と天候の動的な変化を実装するほか、スポッターやコパイロット、運転の交代を伴うCo-opキャリアを特色とすることが報じられていました。