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先月中旬に投資銀行や匿名の情報筋からRazerによる買収の噂が浮上していた「OUYA」ですが、先ほど同社のCEOを務めるJulie Uhrman女史が退社を報告。これに併せてPolygonがRazerの新たなAndroidコンソール戦略を報じたことから、RazerによるOUYAの買収が事実だったことが明らかになりました。

今回の買収は、Razerが6月12日にOUYAのコンテンツカタログとソフトウェア関連アセット、オンラインストア、OUYAの名称、Kellee Santiago女史を含む15名の従業員を取得したもので、コンソールとコントローラーの権利はこれに含まれておらず、“OUYA”という名のゲーミング/コンテンツプラットフォームをRazerの長期戦略である“Android TV”とAndroidベースのコンソール“Forge TV”に統合する算段であることが判明しています。

これにより、今後“OUYA”はAndroid TVとForge TV用オンラインストアのフロントエンドに位置づけられ、Android TVコンテンツやForge TV用のゲームが“OUYA”の名の下で販売されるほか、一先ず現行のOUYAを所有するユーザーに対して1年間はサービスの継続を予定する一方で、ディスカウントや無料コンテンツの進呈、プレゼント等によるForge TVへの移行を促す取り組みを予定しているとのこと。

なお、今回の発表に併せてOUYAの退社を報告したJulie Uhrman女史は、Razer入りはしないものの、アセットやスタジオの移行を積極的にサポートしており、今後は次の機会に向けた取り組みを進めると明かした上で、Razerの今後にエールを送っています。

Excited to join the @Razer family. More news to come! 😀

— OUYA (@playouya) 2015, 7月 27

.@juhrman OUYA was a once in a lifetime experience. Now, I'm off to find the next…stay tuned!

— Julie Uhrman (@juhrman) 2015, 7月 27

.@Razer Can't wait to see what you do. Take care of my incredible team and community…I know you will.

— Julie Uhrman (@juhrman) 2015, 7月 27