先日、海外で錯綜していたボス戦に関するディテールを整理しご紹介したEidos Montrealの人気シリーズ最新作「Deus Ex: Mankind Divided」ですが、新たにニューヨークの街中にオーグメンテーション使用者の危険性を訴える右派的なポスターが多数張り出されていることが発見され、その内容とそこから発見されたさらなるポスターの内容に注目が集まっています。
今回街中に張り出されたのは、前作“Human Revolution”の事件を経て、差別もしくは弾圧される対象となったオーグメンテーション使用者の廃除を謳うノーマン・ロックウェル風のイメージと小さなQRコードを描いたポスターで、このQRコードからオーグメンテーション使用者の人権団体が作成した別のポスターイメージが複数発見されています。
これら街中に張り出されたポスターは、何れもオーグメンテーション使用者の危険性を訴える内容となっていますが、ポスターに描かれたQRコードから発見されたイメージは、オーグメンテーション使用者の人権と平等を掲げる国際的な権利団体A.R.C(Augmented Rights Coalition)のポスターで、何れもオーグメンテーション使用者と人間の共存を強く掲げ、共に赤い血が流れる同じ人類であることを強調する内容となっています。
“Deus Ex: Mankind Divided”のタイトルにもある通り、最新作は生身の人間とオーグメンテーション使用者の間に大きな軋轢が生まれ、分断された社会構造をテーマに描く作品で、E3時に公開されたデモ映像には、急進的なオーグメンテーション使用者のグループによるテロが問題化するなか、テロ組織のレッテルを貼られたARCのリーダーを務める医師Talos Ruckerを確保すべく、プラハのスラム街に潜入する主人公Adam Jensenが描かれており、Adam Jensenと対峙したTalos Ruckerが暴力行為を支持せず平和維持を掲げている旨に加え、この対立構造を演出する陰謀の存在を示唆する発言を見せていました。
巧妙且つ極右的な純血主義と新しい時代の人種差別を扱う“Mankind Divided”のプロットですが、主人公であるAdam Jensenはオーグメンテーション使用者ながら政府側に帰属するグレーな立場にあり、この軋轢やARC内部の急進的な革命グループが本作にどんな展開をもたらすのか、今後のプロモーションと続報に大きな期待が寄せられるところです。
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