昨晩、実写ミニシリーズの不気味な第3弾エピソードをご紹介したFrictionalの深海Sci-Fiホラー「SOMA」ですが、新たにFrictionalが公式Blogを更新し、海外メディアによる確かな評価を紹介する新トレーラーを公開。さらに、本作の販売状況やマーケティング、今後の取り組みといった情報に加え、第4弾の実写映像も登場しています。
- プラットフォーム別の詳細は明かせないものの、現在ローンチから10日を経たプレオーダー分を含む累計販売本数は約9万2,000本で、およそ2年分のスタジオ経費を賄うことができた。
- 現在の販売規模は1日約2,000本程度を推移している。
- “Amnesia: The Dark Descent”の販売は初週2万/初月3万本であり、SOMAのローンチはかなり好調だと言えるが、“Amnesia: A Machine For Pigs”の販売は初週12万本を記録していた。
- Frictionalが設定している初月の販売目標は10万本で、今のところ達成される可能性が高い状況にある。なお、SOMAの開発費を全て回収するにはさらに3倍の販売を達成する必要があるとのこと。(※ SOMAの開発に5年の期間が費やされた)
- なお、SOMAの開発は100%自己資金で賄われており、売り上げの全てがFrictionalのものとなり、この利益が直接次のプロジェクトに当てられる。
- Frictionalは新作発売時に興味深い傾向が見られると語り、新作の発売が前作の販売本数を抑える現象を挙げている。報告によると、“A Machine for Pigs”のローンチ後に“The Dark Descent”のデイリー販売がほぼ半分となったとのこと。SOMAについては、本作が別フランチャイズの新作であることから、この傾向は当てはまらないと見られたが、SOMAの予約販売開始にあたって“A Machine for Pigs”のデイリー販売が約30%ほど低下しており、現在も回復していない。
- 現在、“SOMA”の評価はMetaCriticが85で、Steamレビューは94%の好評を記録している。Frictionalは本作のテーマがどのように受け取られるか懸念していたと語っているが、ローンチを経て心配には及ばなかったことを報告している。
- “SOMA”は作品の説明や、経験を損なわずに語ることが例外的と言えるほど難しいタイトルであり、デモを行うことやYoutuberへの提供といったマーケティングが非常に困難だったことを挙げている。また、別のマーケティングに絡む問題として、“SOMA”を余りに早い段階で明らかにした経緯があり、前述した問題を回避するため、メディアの報道に十分な素材を提供することが出来なかったとのこと。また、現在公開が続いている本編のプリクエルを描く実写ミニシリーズは、興味を持続するために月1本のペースで公開を予定していたものの、プロダクションの問題から計画が失敗に終わってしまった。(※ こういった経緯により現在実写ミニシリーズの公開が続けられている)
- FrictionalはSOMAローンチ後の問題をほぼクリアしたことから、今後しばしの休息を取る予定。その後、MODを視野に入れたゲームエンジンの技術的なドキュメントの作成に取り組み、これが終われば新しい極秘プロジェクトに取り組むとのこと。
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