8月はEA Sportsの人気シリーズ最新作“Madden NFL 16”がソフトウェア販売の首位を獲得していたデジタルとモバイルを除くアメリカの小売市場ですが、本日NPDグループが2015年9月の米小売におけるビデオゲームの最新販売データをアナウンスし、海外で初週400万本出荷を突破しシリーズの記録を更新した2K Sportsの人気シリーズ最新作「NBA 2K16」が“Madden NFL 16”と“Metal Gear Solid V: The Phantom Pain”を抑え、見事ソフトウェアランキングの首位を獲得したことが明らかになりました。
また、ハードウェア販売においてはPS4が5ヶ月連続の首位を達成しただけでなく、Xbox OneとWii Uを含む第8世代コンソール全体の好調な販売が伝えられています。
■ 9月アメリカ市場の全体的な販売動向
- 9月のアメリカ市場全体における販売は前年同月比で9%減となる10憶1,000ドルを記録。
- ハードウェア販売は前年同月の4億3,120万ドルから27%減となる3億1,350万ドルを記録。
- ソフトウェア販売は前年同月の4億8,060万ドルから3%減となる4億6,560万ドルを記録。
- AmiiboやSkylandersといったトイを含む周辺機器の販売は成長している。
- 9月のハードウェアとソフトウェア販売は何れも前年同月比でマイナスとなっているが、NPDのLiam Callahan氏は8月から9月に掛けてPS4とXbox One、Wii Uを含む第8世代コンソールの販売が週辺り二桁の販売増を遂げていると説明。また、前世代の23ヶ月目と第8世代の23ヶ月目を比較した場合、合算の比較は40%増を記録しており、第8世代コンソールの販売に限っては好調な状況にあることを伝えている。また、Liam Callahan氏は昨年9月に好調だった販売の大きな要因として“Destiny”の存在を挙げている。
- NPDデータの結果について声明を発表したMicrosoftは、“Forza Motorsport 6”や“FIFA 16”の好調によりXbox Oneが前年と比較してソリッドな販売増を見せていると説明。迫るホリデーシーズンにはXbox市場最大規模のラインアップが世に送り出されるとして、期待作“Halo 5: Guardians”や独占的な先行発売を果たす“Rise of the Tomb Raider”に加え、“Fallout 4”や“Call of Duty: Black Ops III”、“Star Wars Battlefront”といった注目作の登場を挙げている。
- 同じく声明を発表したSonyは、9月のPS Storeが同ストア史上最も大きな収益を記録したと報告しており、デジタル販売の好調を明らかにしている。
- ソフトウェア販売については、“NBA 2K16”が第8世代コンソール向けのスポーツゲームとして最大のローンチを果たしたとのこと。
- また、Madden NFL 16やFIFA 16を含むスポーツゲームの販売が好調で、ソフトウェア販売の32%、売り上げの39%をスポーツゲームが占める結果となっている。
■ 米市場9月のソフトウェア販売ランキング
- NBA 2K16 (PS4, XBO, 360, PS3)
- Madden NFL 16 (PS4, XBO, 360, PS3)
- Metal Gear Solid V: The Phantom Pain (PS4, XBO, PS3, 360)
- FIFA 16 (PS4, XBO, 360, PS3)
- Destiny: The Taken King (XBO, PS4, 360, PS3)
- Super Mario Maker (NWU)
- Disney Infinity 3.0 (360, NWU, XBO, PS4, PS3)
- Mad Max (PS4, XBO)
- NHL 16 (XBO, PS4, 360, PS3)
- Minecraft (360, PS3, XBO, PS4)
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。