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本日、NPDグループが2015年7月のアメリカ小売市場におけるビデオゲームの最新販売データを発表し、TT Gamesの新作「LEGO Jurassic World」がソフトウェア販売ランキングの1位を獲得したことが明らかになりました。

また、PS4とXbox Oneの第8世代タイトルが大きな販売増を遂げているほか、Xbox 360のタイトルがPS4に継ぐ販売を記録するなど、興味深い販売動向が報じられています。

■ 7月アメリカ市場の全体的な販売動向

• 7月アメリカにおけるビデオゲーム小売市場の全体的な販売は前年同月比で6％増となる5億4,190万ドル（約674億円）規模を記録。
• ソフトウェア販売は1億8,440万ドルでほぼ前年と変わらず。内訳については後述。
• ハードウェア販売は前年同月比で2％増となる2億210万ドル。
• 周辺機器販売は、ポイントとサブスクリプションカード販売の好調から前年同月比で17％増となる1億6,130万ドルを記録。

■ ソフトウェア販売ランキング

1. LEGO Jurassic World (360, 3DS, PS3, XBO, NWU, PS4, PSV)
2. Batman: Arkham Knight (PS4, XBO, PC)
3. Minecraft (360, PS3, XBO, PS4)
4. Grand Theft Auto V (PS4, XBO, 360, PS3, PC)
5. Rory Mcilroy PGA Tour (PS4, XBO)
6. The Elder Scrolls Online: Tamriel Unlimited (XBO, PS4, PC)
7. Destiny (XBO, PS4, 360, PS3)
8. Mortal Kombat X (PS4, XBO)
9. FIFA 15 (PS4, 360,. XBO, PS3, Wii, PSV, 3DS)
10. Call of Duty: Advanced Warfare (PS4, XBO, 360, PS3, PC)

■ ソフトウェアの販売動向について

• PS4とXbox Oneのコアタイトル販売が非常に好調で第8世代タイトル全体の販売は前年同月比で63％増を記録。
• PS3やXbox 360を含む第7世代タイトルの販売は前年同月比で39％減。さらに携帯機タイトルの販売も前年同月比で33％減となっている。
• プラットフォーム別のソフトウェア販売はPS4が最も多く、2位がXbox 360となっている。NPDのアナリストLiam Callahan氏によると、これはXbox Oneの後方互換対応に伴い多くのユーザーがXbox 360タイトルを確保したことによるものとのこと。

■ ハードウェアの販売動向について

• ハードウェア販売はPS4がリード。一方、第7世代のハードウェア販売は前年同月比で56％減となっている。
• PS4とXbox Oneを合計した累計販売台数は、PS3とXbox 360を同じ期間で合計した販売台数よりも約50％多いとのこと。
• PS4は、“Batman: Arkham Knight”バンドルが販売に寄与したとのこと。
• アメリカ市場におけるXbox One販売は前年同月比で44％増を記録。Xbox OneとXbox 360を合計したXbox Liveのグローバルなアクティブユーザーは22％増を記録しているとのこと。