12月5日から6日に掛けて行われる大規模なPSXイベントにて、PS4版初のプレイアブル出展が報じられた人気Co-opシューター「Killing Floor 2」ですが、本日TripwireがSteam Early Access版と製品版向けの新たな取り組みとして、マイクロトランザクションの導入を正式に発表。“Zed-conomy”と銘打ったインゲーム経済と、ゲームプレイに直接影響を与えない外観カスタマイズ用のアイテム販売を行うインゲームストア“Trading Floor”の概要をアナウンスしました。
“Killing Floor 2”のマイクロトランザクションは、6段階のレアリティを持つ武器スキンと衣装を含む外観カスタマイズアイテムを導入し、マッチ終了後のリワードやインゲームストアの販売を通じて得られるというもので、ゲームプレイを直接左右する強力な武器や武器の性能を変更する要素は導入されず、本作の販売形態をF2Pに変更する計画も存在しないことが予め明言されています。
なお、今回の“Zed-conomy”と“Trading Floor”は、お馴染みHorzine社が軍事用の3Dプリント機能を利用したオンデマンドのオンラインストア“Trading Floor”を導入し、これまでのように作戦地域まで足を運ぶことなく買い物が可能になった、という設定の新要素で、一部のレアスキンはゲーム内で発見できる暗号化済みの設計データ入りUSBストレージを、暗号解除用のドングルキーでアンロックすることで利用(3Dプリント)可能となるなど、前述した設定に則ったシステムが用意されています。
■ “Zed-conomy”と“Trading Floor”のディテールについて
- インゲームストアとマイクロトランザクションの導入時期は今のところ明言されていない。
- マッチの終了時にリワードとして、装備可能な外観カスタマイズ用のアクセサリや衣装、武器スキンがドロップする。これらのアイテムは自身で使用するだけでなく、フレンドとのトレードやSteamマーケットとSteamウォレットを利用した販売も可能となる。
- プレイアブルキャラクター向けに新たな衣装やアクセサリ、複数のスキンバリアントを同梱する3種のユニフォームバンドルが導入される。このバンドルは“Trading Floor”にて購入可能。
- 装備可能な外観アイテムのスキンバリアントやランダムな外観アイテムを同梱する複数のクレート“Horzine Supply Crate”が導入される。このクレートはTrading FloorもしくはSteamマーケット経由で購入可能な解読キーを使用することでオープン可能。クレートにはゴールドスキンを含むレアなスキンが含まれている可能性がある。
- 単一のレアな武器スキン用設計図を収録したインゲームのUSBデバイスが導入される。こちらもクレートと同様に解除キーでアンロック可能。USBデバイスには、超レアなゴールド武器スキンが出現する可能性が含まれる。
- 無料マップや新Perk、新Zed等を含む“Killing Floor 2”の無料アップデートは今後もこれまでと同様に行われる。
- 武器スキンは武器の性能に影響を与えない。
- “Zed-conomy”と“Trading Floor”要素は、ゲームプレイに直接的な影響を与えない完全なオプションで、これらを全く無視してゲームを楽しむことも可能。
- “Killing Floor 2”をF2Pモデルに移行する計画は今のところ存在せず、初代KFと同じく“Trading Floor”の利益は今後何年にも渡って無料のコンテンツを提供し、シーズンイベントを開催するための資金に用いられる。
- 外観アイテムと武器スキンには、6段階のレアリティ(CommonとUncommon、Rare、Exceptional、Master Crafted、Precious)が存在し、武器スキンには加えて3種のコンディション(MintとField-Tested、Battle Scarred)が用意されている。
- リワードの無料ドロップは5段階目のレアリティまでに制限されており、6段階目(Precious)レアリティ品は“Horzine Supply Crate”と武器スキン入りのUSBストレージからのみ入手可能。
- このほか、クレートに含まれず、リワードの無料ドロップからのみ入手可能なアイテムも存在する。また、幾つかのアイテムは、クレートやドロップから入手出来ず、インゲームストアからのみ入手可能となる。
- 現段階で、StatsやPerkの経験値取得をブーストするアイテムの販売は計画されていない。こういった要素については、今後プレイヤーのフィードバックに耳を傾けるとのこと。
- マイクロトランザクションと外観アイテムの導入は、MODサポートの廃止を意味しない。今後も全面的なMODサポートが継続して行われる。
- “Killing Floor 2”向けのMODとして、武器スキンや新武器、ゲームモード、マップ、Zed、トータルコンバージョンに至るまで、ほとんどのユーザーMODが許可される。当然ながら、著作権で保護された別の企業やゲームに関する要素の使用は許可されない。
- リワードドロップや“Horzine Supply Crate”、USBの武器設計図から得たアイテムは何れもトレード可能。一方で、インゲームストアでのみ購入可能なユニフォームのバリアントといったアイテムはトレード不可となる。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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