AIを含むNPCデザインやGI表現にスポットを当てる「Tom Clancy’s The Division」のGDCパネル開催が決定

2016年1月11日 18:11 by katakori
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「The Division」

先日、“2016 Independent Games Festival”と“2016 Game Developers Choice Awards”の部門別ノミネートがアナウンスされ、3月14日の開幕が迫る“GDC 2016”ですが、アワード関連の発表に加えて、パネルディスカッションの実施も次々と決定しており、日本語版の発売が3月10日に決まった期待作「Tom Clancy’s The Division」関連のパネルが2つ行われることが明らかになりました。

今回行われるのは、優れたビジュアルで知られる本作の“Snowdrop”エンジンにおける(UbisoftがFCやACにて予てから用いているRadiance Transfer Probesベースの)グローバルイルミネーション表現のリアルタイム反射や屋内環境向けのソリューション、オープンワールド環境におけるNPC AIの開発やデザインなど、来る最新作を支える技術にスポットを当てる実に興味深い内容となっています。

  • Global Illumination in “Tom Clancy’s The Division”(開催日時未決定):Massive EntertainmentのテクニカルリードNikolay Stefanov氏が登壇し、“Tom Clancy’s The Division”向けに開発された動的なGIシステムについて解説を行う。Massiveが実装したGIシステムは、PCとコンソールの両方で(プリレンダのディファードな)Radiance Transfer Probesに基づき、動的な光源からリアルタイム反射を得るもので、アーティストに対して即座にフィードバックを与え、迅速な反復作業を可能にしたとのこと。パネルでは物理ベースのレンダリングパイプラインやその実装に関する技術的なディテールが解説されるほか、(直接光が少ない)屋内エリアにおけるライトプローブの影響に関する本作のソリューションやコンソール向けのメモリ最適化といったトピックを扱う予定。
  • Blending Autonomy and Control: Creating NPCs for “Tom Clancy’s The Division”(開催日時未決定):Massive EntertainmentのシニアAIプログラマPhilip Dunstan氏とゲームデザイナーPhilip Dunstan氏が登壇し、ゲーム世界を支配する戦闘NPCのデザインと実装の両方にそれぞれスポットを当てる。また、オープンワールド環境において、印象的な会敵を実現するためのレベルデザイナーとの取り組みについても語られる予定。
参考:2013年末に公開された“Snowdrop”エンジンのハイライト映像
参考:2014年3月に公開された“Snowdrop”エンジンの開発映像
多彩なアセットや柔軟なプロシージャル生成が確認できる
情報元:DualShockers

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