計画の初期に製作された「Quantum Break」のプロトタイプ映像が登場、フランチャイズ化の是非に関する話題も

2016年2月8日 10:25 by katakori
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「Quantum Break」

4月上旬の発売に向けて、国内向けに字幕入りの新トレーラーが2本公開されたRemedyファン待望の新作「Quantum Break」ですが、新たに開発を率いるお馴染みSam Lake氏がパリのCite des Sciences et de l’Industrieにて行われたビデオゲーム開発の講義にて、開発のかなり初期段階に製作されたプロトタイプ映像をお披露目。さらに、“Quantum Break”のフランチャイズ化の是非に言及し注目を集めています。

講義中に上映されたプロトタイプ映像、時間の歪曲表現が現在と大きく異なる

今回の映像は、Microsoftから計画のゴーサインを得るべく2012年頃に作られたもので、製品版はプロトタイプと全く異なり、唯一図書館のレベルのみ継続して使用されているとのこと。

また、本作のフランチャイズ化について言及したSam Lake氏は、新しいコンセプトを作り上げる場合、Remedyが常に1本のゲームを作るよりもはるかに多いバックストーリーやアイデアを含む世界を構築すると語り、特にタイムトラベルを大きな要素として持つ本作のストーリーにおいてバックストーリーは非常に重要だと説明。一方で、“Quantum Break”は主人公ジャックの物語とオリジンをはっきりと描く、1本の完結した作品だと明らかにしました。

Sam Lake氏はこういった背景を踏まえ、今後スタジオが作品を再訪するための要素を予め用意しているものの、ビデオゲーム産業においては事態がどう、或いはいつ発展するか前もって知ることができないことから、今のところ将来に言及することはできないと説明しています。

なお、“Quantum Break”は元々“Alan Wake”続編の計画から派生し誕生した作品で、“Quantum Break”の完成に伴い、Remedyが次のAAA作品に向けた開発者の募集を開始したことが大きな話題となっていました。

情報元:GameSpot

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