更新頻度の高い“High Frequency”バブルの導入を皮切りに、サーバとクライアントの同期を担うデータ更新頻度を向上させる(※ これにより理不尽な被弾やラグ死が軽減される)試みが進められていた「Battlefield 4」ですが、既にPC版サーバが最大144Hzまで設定可能となり、コンソール版の対応が待たれるなか、週末にDICEがコンソール版高Tickrateの導入に向けたスケジュールをアナウンスし、2月11日に世界的な適用を予定していることが明らかになりました。
また、発表に併せて今回の高Tickrate導入に絡む対応プレイヤー数や更新頻度の仕様とその策定に関する情報が報じられています。
■ PS4とXbox One版「Battlefield 4」の高Tickrate対応について
- 今回の高Tickrateは、32人以下のプレイヤーを対象とする全てのPS4とXbox One用スモールサーバを対象とするもので、現行の30hz(※ サーバ/クライアント共に秒間30回更新)から、45hzに引き上げられる。
- この引き上げにより、更新当たりの単位時間が約11ms短くなる(0.03333秒から0.02222秒)ことから、ラグの軽減が期待される。
- 新たなTickrate値の策定について:Tickrateの向上には、クライアントの通信帯域増とサーバの帯域増、サーバとハードウェア(クライアント)の負荷上昇を考慮する必要がある。最適な値の選定にあたって、昨年末のホリデーアップデートにて、45hzと50hz、55hzの運用を可能にする機能を導入し、幾つかのサーバで前述したTickrate値の試験が実施された。この結果、より慎重な選択として45hz@32人プレイヤーの導入が決定された。
- DICEは、例え多くのプレイヤーにとって、より高いレート値が効果を発揮したとしても、まずはこの変更が“全ての”プレイヤーに良い影響を与えることを確かめる必要があると強調している。
- こういった理由から、64人プレイヤーサーバ向けのTickrate値には変更が適用されない。DICEは64人プレイヤー向けの高Tickrateテストにおいて、僅かな増加でさえプレイヤーとサーバの両方に問題が生じたことを明らかにしている。
■ PS4とXbox One版高Tickrate(45hz@32人プレイヤー)の導入スケジュール
- 2月9日CET午前10時(日本時間の2月9日午後6時):北米東海岸側のPS4とXbox One用32人プレイヤー(以下)サーバに45hzの高Tickrateを導入。
- 2月9日から10日:変更や調整に必要な確認期間。
- 2月11日:前述したプロセスが無事に終了した場合、世界的に正式導入される予定。報告したプロデューサーDavid Sirland氏によると、一先ず問題が発生する可能性は低いとのこと。
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