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昨年10月上旬に5年ぶりのシリーズ最新作「Rock Band 4」のローンチを果たしたHarmonixが、新たに本作のPC版発売とSteam Workshop対応を含む“Rock Band Network”の導入を目標に掲げたFigキャンペーンをスタートし、150万ドルの初期ゴールに向けた資金調達を開始しました。

PC版“Rock Band 4”は、最新作のPC対応に加え、前作に実装され2014年に閉鎖となったコンテンツ配信プラットフォーム“Rock Band Network”のSteam対応を統合する新作で、Steam Workshopを利用したユーザークリエイトコンテンツの公開と共有を実現するオーサリングツール（※ マルチトラックレコーディング機能等を含む）やドキュメントの制作も進められているとのこと。

また、PC版“Rock Band 4”は、既存のコンソール版と同様のコンテンツが全て実装されるほか、マウスとキーボードのサポートやコンソール版と同じタイミングで進められるアップデートを特色とすること、イギリスのSumo DigitalがPC版の開発に参加することが報じられています。

なお、本作の開発コストは総額で200万ドルと見積もられており、今回のキャンペーンを通じて150万ドルの獲得を目指し、残る50万ドルは自己資金で賄う予定となのこと。

満を持して復活を果たすかに見えた“Rock Band 4”と“Guitar Hero Live”は、残念ながらまだ時期尚早だったか、かつて一世を風靡した頃の勢いを取り戻すには至っていませんが、150万ドルの高い目標を掲げたPC版が無事初期ゴールを達成するか、現段階で17万ドルを超える調達を果たす状況にあるキャンペーンの今後に注目が集まるところです。