今月初めに(シリーズで初めて)人間的な感情を露わにするシャーロックと謎の少女を描いた不穏なトレーラーがお披露目されたFrogwaresのシャーロック・ホームズシリーズ最新作「Sherlock Holmes: The Devil’s Daughter」ですが、パブリッシャーが前作のFocus Home Interactiveから仏Bigben Interactiveに変更となった件を含め、新作の変更点やプロット、システムに注目が集まるなか、GamingBoltがFrogwaresのCEO Wael Amr氏のインタビューを公開。一部ではシリーズ最後の作品ではないかとも噂された“The Devil’s Daughter”のディテールが遂に明らかになりました。
レベル環境の大幅な拡張に伴う動的な事件システムや、シャーロックの超人的な思考力を見事に体験させた前作から一点、彼の人間的な面と感情にフォーカスするアプローチ、ノンリニアなゲームプレイなど、最新作の興味深い情報は以下からご確認下さい。
- 最新作のテーマでもあるシャーロックの感情について言及したWael Amr氏は、たとえシャーロック・ホームズであっても自らの限界を経験すると語り、“The Devil’s Daughter”がシャーロックの矛盾や強さに絡む深い感情を探索するとのこと。
- シリーズが終わるのではないかとの噂に言及した氏は、スタジオが1度に1つの作品に集中することから、次回作の“Sinking City”(20年代のニューイングランドを舞台とするクトゥルフ新作)を挟んでシリーズの展開が一時中断されるものの、終了する予定が全く存在しないことを強調している。
- “The Devil’s Daughter”は、前作“Crimes and Punishments”と同じく5つの異なる事件を扱い、マルチエンディング作品となるが、前述した通り作品全てがシャーロックの感情を扱っており、異なるエンディングそれぞれが(単なるGood/Badエンドではなく)表出したシャーロックの感情であることを明らかにしている。
- こういった要素を含め、“The Devil’s Daughter”においては、プレイヤーの選択がそれぞれに異なる結果をもたらす重要な要素になるとのこと。
- 前作“Crimes and Punishments”は、小さな庭程度の小規模なレベル環境を行き来することで進行したが、“The Devil’s Daughter”には広大なレベル環境が用意され、プレイヤーの探索を通じて動的に変化するゲームメカニクスを特色としている。
- Wael Amr氏は、前作の問題がロケーション間の移動やカットシーン、パズルなど、様々な箇所で挟まれるローディングにあったと語り、大規模なオープン環境で進行する“The Devil’s Daughter”がローディングによって中断されないシームレスなゲームプレイを実現したことを明らかにしている。
- 技術的な改善として、物理ベースのレンダリング技術が導入されるとのこと。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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