キュロス2世率いるペルシアの「シヴィライゼーション VI」参戦が正式アナウンス、解説トレーラーも公開

2017年3月21日 23:24 by katakori
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「 Sid Meier’s Civilization VI」

先日、冒頭の60ターンが繰り返しプレイできる無料デモの配信が開始されたFiraxis Gamesの人気シリーズ最新作「シヴィライゼーション VI」ですが、新たにFiraxisが2つの新文明を同梱する“Double Civilization & Scenario Pack”を発表。第1弾の新文明としてキュロス2世率いるペルシアの参戦を正式にアナウンスしました。

発表に併せてキュロス2世率いるペルシアの解説映像が公開されたほか、バランス調整やマルチプレイヤー変更、バグ修正を含む2017春アップデートの配信決定も報じられ、第2弾の文明を含む続報が待たれる状況となっています。

奇襲攻撃や資金力に秀でるキュロス2世率いるペルシアの解説映像

『シヴィライゼーション VI』:ペルシアを率いるのはキュロス2世

キュロス2世はアケメネス朝(ペルシア帝国)の建国者であり、一般にキュロス大王と呼ばれています。後にアレキサンドロス大王に征服されるまでは、アケメネス朝は史上最大の版図を持つ大帝国でした。

アケメネス朝を築く過程で、キュロスは数々の戦いで輝かしい戦果を挙げました。祖父であるメディア王アステュアゲスを奇襲で滅ぼしたことに始まり、リディア、エラム、バビロニア、シリア、ユダヤ、ペトラエアを征服し… そしてようやく満足したキュロスは、自らを「世界の隅々を統べる王」と称したのです。

古代世界の基準でも冷酷非情だったことで知られる(征服の対象には、かつての味方や遠縁の親族が含まれていました)キュロスですが、征服した相手の宗教や伝統に対しては敬意を払う人物でもありました。バビロニアの征服後、捕囚となっていたユダヤ人たちを解放したことは、それが伺える顕著な例です。

キュロスはスキタイの女王トミュリスの手にかかって命を落としたと、ヘロドトスは記しています。興味が湧いてきた方は、この機会にぜひトミュリスについての記事にも、もう一度目を通してください。

  • 固有ユニット:不死隊:ペルシアの精鋭重装歩兵、不死隊は君主と国家を守護する使命を帯びて戦いました。ペルシアの軍隊は、10,000人の不死隊によって構成されていたと伝えられています。不死隊はそれぞれ、長距離用の武器と近接戦闘用の武器をともに携えていました。
  • 固有施設:パイリダエーザ:パイリダエーザ(ペルシア庭園)とは、美しく植物を配置して、大地に楽園の感覚を持ち込んだ庭園です。ペルシア庭園はペルシアの文化や文学において、精神と肉体を休める休養の地として描写されています。
「Sid Meier’s Civilization VI」
「Sid Meier’s Civilization VI」
情報元及びイメージ:Steam, Civilization VI

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